教えてコバチュウ先生!琳派超入門

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教えてコバチュウ先生!琳派超入門

  • 小林 忠【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 小学館(2020/11発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 112p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096823408
  • NDC分類 721.5
  • Cコード C0071

出版社内容情報

日本美術の本流=琳派の魅力を楽しく解説!

日本美術の中でもひときわ人気の高い美術様式「琳派」。狩野派や円山四条派といった直接的師弟関係から発展した画派ではないこともあり、「琳派とは何か?」を定義づけするのはなかなか難しく、「本当はよくわからない」という美術ファンも少なくありません。本書では、この説明しづらい「琳派」の概要を、俵屋宗達と本阿弥光悦、尾形光琳・乾山兄弟、酒井抱一と鈴木其一、神坂雪佳という中心的存在となる絵師を軸に、さまざまなエピソードを交えながら、コバチュウ先生こと、日本美術史家小林忠先生が、完結かつおもしろおかしく説き明かしていきます。
だれもが知る『風神雷神図屏風』誕生の舞台裏とそこに秘められた宗達の制作意図は?、琳派を代表する名作『燕子花図屏風』は何が画期的だったのか? 宗達、光琳、抱一と百年ごとに登場する天才絵師と、彼らが「模写」する形で時代をつないでいった、琳派芸術の根底に流れる変わらぬ美意識とは? 等々・・・。
「琳派」が何故、日本美術の本流といわれるのか、その意味、そしてその素晴らしさを、前作『浮世絵超入門』同様、コバチュウ先生による軽妙な語り口調風文章で、優しく解説した、楽しい美術入門書です。

【編集担当からのおすすめ情報】
1

目次

序章 そもそも、琳派とは何か?
第1章 俵屋宗達から神坂雪佳まで琳派四百年の歴史を一気読み!
第2章 謎の天才宗達と光悦 琳派はいかに誕生したのか!?
第3章 琳派史上に輝くスーパースター尾形光琳と『燕子花図〓風』の秘密
第4章 抱一と其一「江戸琳派」という風雅な一大潮流
第5章 神坂雪佳、そして近現代へ受け継がれる琳派の精神
終章 あとがきに代えて 市民階級に育まれたアート琳派と印象派

著者等紹介

小林忠[コバヤシタダシ]
美術史家。学習院大学名誉教授。『國華』主幹。国際浮世絵学会名誉会長。岡田美術館館長。1941年、東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。名古屋大学文学部助教授、東京国立博物館情報調査研究室長などを経て、学習院大学文学部教授。1983年「江戸絵画史論」でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カレー好き

28
琳派の代表格は、俵屋宗達、本阿弥光悦、尾形光琳、乾山。風神雷神図屏風の愛らしさも良いけれど、やっぱり紅白梅図屏風の水流と紅白梅の対比とインパクトが凄く好きです。琳派の5大特徴は、「たらし込み」「二曲屏風」「扇面構図」「パターン化、デザイン化」「やまと絵への崇敬」☆3つ2021/03/14

うちだ

8
琳派の絵師たちはみんなかっこいいので、もう少し深掘りしたくて読みました。100年前の絵師に憧れて、直接の師事はできなくとも、残された作品を頼りにその技術とスピリットを継承する、という琳派の系譜には痺れます。尾形光琳の「竹梅図屏風」や「孔雀立葵図屏風」などこれまで見たことのなかった絵に感動しましたし、酒井抱一の「夏秋草図屏風」は何度見ても鳥肌が立ちます。そして俵屋宗達はやはり自由だということがよく分かります笑。個人的に気になっていた、神坂雪佳にも一章割かれているのが嬉しかったです。2024/06/05

クサバナリスト

7
琳派5大特徴。たらし込み、二曲屏風、扇面構図、パターン化・デザイン化、やまと絵への崇敬。 中村芳中・・・ゆるかわ、光琳画譜。 神坂雪佳。2021/01/03

noko

6
琳派は華やかなデザインとくもりない明るさ清らかさ身近な親しみやすさにある。16世紀末頃、京都で誕生。京都では公家でも武家でもない裕福な町衆がいて、その人に絵を描いていた絵師の俵屋宗達が元祖。当時のハイパークリエイターである、本阿弥光悦ともコラボをよくした。約100年ごとにスターアーティストが登場する琳派。琳派は流派ではなく私淑で直接教えを受けることはできないが、その人を尊敬して模範として学ぶやり方で続いた。描き方ではたらし込みと言う、塗った墨や絵の具が乾かないうちに違う濃さのものを重ねる技が使われる。2023/10/04

飼い猫の名はサチコ

3
汐留美術館で開催中の神坂雪佳展を見たあと、琳派についてサクッと全体感を学ぶために一読。肩のこらない文章で書かれていて気軽に読めたし、カラーの図版も色々楽しめて良かった。京都の細見美術館に行きたいという気持ちがふつふつと高まってきた。2022/10/31

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