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内容説明
モネも!ゴッホも!世界を魅了しつづけた浮世絵の本当のスゴさをお教えします!知っておくべき浮世絵の名作52点を全カラー掲載!
目次
序章 そもそも、浮世絵とは何か?
第1章 まずは、その誕生から近代まで…浮世絵の歴史を知ろう!
第2章 浮世絵の祖と呼ばれた絵師 菱川師宣と見返り美人の秘密
第3章 浮世絵大ブレイクのきっかけとなった鈴木春信の錦絵レボリューション!
第4章 歌麿と写楽、“大首絵”という衝撃スタイル!
第5章 北斎か!広重か?世界を震撼させた名所絵対決!
第6章 モーレツ奇想天外!歌川国芳、反骨のスーパー浮世絵師
終章 浮世絵はなぜ、世界を魅了したのか?
著者等紹介
小林忠[コバヤシタダシ]
美術史家。学習院大学名誉教授。国際浮世絵学会会長。『國華』主幹。岡田美術館館長。1941年、東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了。名古屋大学文学部助教授、東京国立博物館情報調査研究室長などを経て、学習院大学文学部教授に。1983年「江戸絵画史論」でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
37
2020年刊。面白かった『江戸浮世絵を読む』の著者によるビジュアルムック。菱川師宣から歌川国芳まで、7人の絵師を軸に浮世絵の魅力と歴史を語る。変化する経済状況、海外の影響を含めた流れが分かる。限られたページ数でも代表的な作品はカラーで掲載。今回は美人絵の良さが少し理解できた。取り澄ました感じに見えていたけど、ちょっとした仕草に人間らしさがある。お決まりの描き方は、そうでないと購入者が満足しないから。今のアイドルや芸人にも見られるカタなのだろう。北斎の大胆さと新しさ、広重の溢れる情緒もやはり素晴らしい。2024/01/11
雨巫女。@新潮部
10
《私-図書館》浮世絵が、ますます好きになった。2020/12/17
クサバナリスト
8
時代背景を盛り込みながら、講義のような語り口で分かりやすかった。2020/07/24
Ai
7
西洋絵画ばかりに目向きがちだけど、浮世絵も並べてみ見てみると、違いが分かって面白い!2020/07/30
量甘
6
浮世絵の誕生から時代背景など、わかりやすく講義口調で解説されている。絵師の特徴や作品を知り興味が深まった。北斎の作品をまた観に行きたい。2022/11/14