出版社内容情報
「知られざる藤田」の全貌に迫る!
日本を代表する国際的な画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ/1886?1968))の多面的で多層的な画業を「巴里」「異郷」「追憶」という三つのテーマ、3巻で概観。藤田嗣治の画業をたどる上で欠かせない「基準作」となる作品を厳選し、美麗な図版で紹介するとともに、第一線の研究者による最新の研究成果に基づくテキストで、作品の内容と制作の背景などについて詳細に解説します。
「異郷」巻では、中南米諸国から米国、極東の国々へ、「地を泳ぐ」流浪生活のなかで描かれた名作の数々を紹介。「作戦記録画」全点を含む、1930年代?40年代前半の「知られざる藤田」の全貌に迫ります。
林 洋子[ハヤシ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
中南米諸国から米国、極東へ。「地を泳ぐ」流浪生活のなかで描かれた名作の数々。現存が確認できる「作戦記録画」全点を含む、1930年代~40年代前半の「知られざる藤田」の全貌に迫る!
目次
第1章 シュルレアリスムと中南米のレアリスム
第2章 極東にて
第3章 パリ再訪
第4章 戦場を描く
著者等紹介
林洋子[ハヤシヨウコ]
京都造形芸術大学准教授。東京大学大学院修士課程修了。パリ第一大学文学博士。東京都現代美術館学芸員を経て現職。おもな著書に、『藤田嗣治作品をひらく 旅・手仕事・日本』(名古屋大学出版会/2008年サントリー学芸賞、2009年渋谷・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞ほか受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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