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出版社内容情報
北斎が弟子用テキストとして描いた「絵手本」15冊を、原寸カラー復刻した決定版。モネやゴッホら印象派の若き画家たちが礼賛・傾倒した逸話は有名だ。キャラクターやイメージ創りの、またとないアイディア宝庫。
葛飾 北斎[カツシカ ホクサイ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
憲法記念日そっくりおじさん・寺9条
58
堂々931ページ。北斎だけに931なのだろうか?。実は私は北斎の絵があまり好きではない。描いた動物は可愛いと思えない(象のグロテスクな事よ)。生き物どころか波や雲などの自然物にもシワシワや毛やブツブツをしっかり描いたそのタッチが余り好きではない(江戸時代の絵に共通したものだろうが)。しかし最後まで楽しく拝見したのだから私の負けである。生理的に苦手な絵柄なのに、時にハッとする瞬間がある。美しさや可愛さ、アングル。北斎じゃないと見せない景色だろう。江戸後期の町人の生活と教養を綺麗な初摺で思い知らされた。圧巻。2017/03/31
金吾
22
◎北斎の多才ぶりがわかります。絵を描くのが好きだったのだろうなと思いました。エネルギーが伝わるような絵もあり楽しかったです。2022/03/05
金吾
18
◎幅広いジャンルを描きまくっている北斎の魅力が満載されています。また発想の豊かさにも圧倒されました。これから何回も楽しむだろうと感じました。2021/06/02
ophiuchi
5
北斎はとにかく絵を描いていれば幸せだったのだろう。森羅万象を描き尽くそうとするバイタリティーと自由奔放な想像力に圧倒された。2013/11/02
吉田裕子
3
緻密なものはもちろん、さらりと少ない線で描いているものでも、人の身体が生き生きと躍動していて実にすばらしい……植物も動物も建物もどれも魅了されます。表面的になぞって真似してみても、生命感がまるで違ったものになります。北斎さんは見たものを自分のなかに取り込んで、自動筆記的に吐き出しているような。楽しそうなんだ、これがまた。2021/05/02
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