出版社内容情報
新しい風。新しい森。新しい風景写真。
風景写真の新しい旗手として注目されている３５歳の若手写真家による３作目の写真集。季節ごとに変化する気象条件を読み取り、光と時間が見せる「瞬間の美」を狙ったベストショット。森の新しい顔が浮かび上がる。
著者等紹介
林明輝［リンメイキ］
１９６９年（昭和４４年）神奈川県横須賀市生まれ。２００３年株式会社明琳を設立し、本格的な撮影活動を開始する。現在、各ネイチャーフォトツアー講師を務める傍ら、雑誌のグラフや連載を執筆する。（株）明琳代表取締役、マミヤカメラクラブ講師、写真教室・輝望フォトグラファーズ主宰。日本写真協会会員／日本自然科学写真協会会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
25
幽玄な日本の森の表情がページをめくるごとに現れる素晴らしい写真集。自分が心惹かれる山風景のショットがたくさんあった。巻末には一枚一枚の写真解説あり。「この一日前でも、一日後でもなく、何より今の瞬間でなければ、こんな表情に遭遇することはないだろう。」その一瞬に出会えるのはその時限り。著者が、訪れる一瞬を追いかけて山にこもり自然とともに見た映像に心揺すぶられた。森の息遣いと緑の美しさ、厳しさが伝わってきた。「なにげない風景に「新しい風」が吹くと、息を呑む瞬間が現れる」共感。2020/10/17
izw
14
ほんのひと時だけ見せる森の美しい表情、山や木々の素晴らしい変化の瞬間をとらえた林明輝の写真集。この一枚を撮るためにどれだけの長い時間待ったのか、どれだけの苦労をしたのかは、巻末の作品解説で一端は窺えるが、全貌は想像もつかない。2015/08/23
