出版社内容情報
写真と詞で綴る人間交差点「駅」の素顔。
通勤通学、あるいは出張や旅の途上で何気なく乗り降りする「駅」。これら鉄道の駅のなかには100余年の歴史をもつ駅も多い。 しかし当然のことながらそのことを意識する人は皆無だ。駅員改札から自動改札へ、発車ベルから電子音へ、時代の要請によって果敢に組み替え付け替えられる「今という最先端」、それが駅の素顔でもあるからだ。 本書は、駅という舞台の昼と夜、四季に照準を合わせ、北から南まで、300余点のカラー写真と詞文で構成した。 少年から老人まで、人々の様々な想いが交差する人間交差点「駅」。それはまた、人生の軌跡をたどる、懐かしい心の旅でもある。カラー愛蔵版
目次
春の切符(二本の絆;さくら;おめでとういい旅を ほか)
夏の切符(夏の通過儀礼;夏休みの王様;駅前名画座 ほか)
秋の切符(夢の中の駅;望郷;家路 ほか)
冬の切符(百歳の子供;真相;雪の音 ほか)