出版社内容情報
1801年創業の老舗『駒形どぜう』の六代目がとっておきの浅草へご招待。浅草っ子の暮らし、技、人情そして味を楽しむ本。祥細な地図と、お取り寄せ情報も満載。ポッケに一冊しのばせ浅草へ行こう、浅草通になろう!
目次
第1章 浅草暮らし(江戸の春を桜で愛でる;江戸っ子は三社祭で血が騒ぐ ほか)
第2章 浅草の味(七味唐辛子―やげん堀;佃煮―鮒佐 ほか)
第3章 浅草の技(手ぬぐい―ふじ屋;扇―荒井文扇堂 ほか)
第4章 江戸の人情(杉林仁一―江戸町火消;木村吉隆―助六 ほか)
感想・レビュー
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ぶち
79
老舗「駒形どぜう」の六代目が地元・浅草の名店を紹介してくれます。名店と呼ばれるお店が数多く存在する浅草ですが、六代目が普段から通っているお店しか載っていません。でも、かえってそこがいいのですね。しかし、掲載されていたお店のいくつかが閉店されてしまっています。店先で焼いていた創業百年以上の入山せんべいも閉店となってしまいました。日本で初めて水出しコーヒーを出したといわれる「喫茶アンヂェラス」も70年の幕を閉じてしまいました。後で悔しく思わないよう、残っているお店には今のうちから通っておこうと思います。2024/08/13