出版社内容情報
世界最新鋭の宇宙望遠鏡の決定版写真集。NASAと宇宙望遠鏡科学研究所の全面協力によるハッブル宇宙望遠鏡が撮影した鮮明で驚異的な最新天体写真が宇宙の謎に迫ります。写真だけでなく図解や解説ページもわかりやすく、楽しく構成されています。
1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡は、地上の望遠鏡からではとうてい不可能な、はるか彼方の宇宙を高解像度で観測することができる最新鋭の宇宙望遠鏡です。とくに1993年に修正を受けてからは、毎月のように驚異的な宇宙の画像を、地上に送りつづけ、新発見がつぎつぎともたらされています。 本書はNASA(アメリカ航空宇宙局)と、STScl(宇宙望遠鏡科学研究所)の全面協力により、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した数百枚におよぶ鮮明な写真の中から、美しく、また驚異的な天体写真を精選して、最新の宇宙の様子を見事に描き出した素晴らしい写真集です。 *収録天体:ブラックホール、宇宙ジェット、超新星爆発、星の誕生、星雲、銀河と銀河団、クエーサー、宇宙の果て、火星、土星、木星、天王星、海王星、冥王星、百武彗星、シューメーカー・レビー彗星の木星衝突、重力カレンズなど
内容説明
星々の誕生から死へ。最新超ワイド写真で宇宙の謎に迫る。詳細な写真解説とメカニズムもわかる決定版ハッブル写真集。
目次
1 太陽系のドラマ
2 星の誕生と死
3 銀河系の彼方へ
4 宇宙の果て
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
星が誕生し、生涯の終わりに黒色矮星になるか超新星になるか。超新星の場合、重い元素が宇宙に散乱して再び凝集し、第二世代の星となる(銀河中央付近で重い元素を含まない第一世代の星も発見されている)。W.ハーシェルが先鞭をつけた“宇宙の大規模構造”は、予想外に規模が大きくダークマターとかダークパワーという〈四つの力〉の範疇に収まらないかも知れないものも想定する(素粒子論を整理するクオークも想定上の存在)。もっとも身近な太陽の“黒点”の意味さえわかっていない、今世紀前半に後継機シドニー・ウェブは成果を出せるだろうか2018/02/16
たお
1
宇宙の深遠にまで到達しうる、人の『見つける』熱意に驚嘆2011/05/14