出版社内容情報
「楽園」をテーマに撮り続ける写真家三好和義が、3年間に及ぶ取材による四国八十八ヶ所と高野山をまとめた写真集。多くの人々がそれぞれの思いを抱いて回る四国遍路を、本尊を含む300点近い作品で一気に巡ります。
「楽園」をテーマに20年以上撮り続けている写真家三好和義。徳島に生まれ育った彼が、長年温めてきた四国巡礼の世界に取り組みました。3年間、4万キロに及ぶ壮大な取材を経て四国八十八ヶ所すべての寺と高野山を撮影。先を急ぐあまり行き過ぎてしまいがちな各札所の堂宇内部や秘仏本尊もできる限り取材し、道すがらに息づく篤い信仰の姿を、独自の感性で捉えています。9世紀に弘法大師空海がたどり、いまなお多くの人々がそれぞれの思いを抱いて回っている四国遍路を300点近い作品で一気に巡る写真集。ページをめくっていくだけで八十八ヶ所を巡ったような臨場感に満ち、色鮮やかでボリューム満点、充実の1冊です。
内容説明
3年間、4万キロに及んだ四国八十八ヶ所の撮影行。非公開秘仏を含む作品約300点による写真集。
目次
徳島県(阿波)(霊山寺;極楽寺 ほか)
高知県(土佐)(最御崎寺;津照寺 ほか)
愛媛県(伊予)(観自在寺;龍光寺 ほか)
香川県(讃岐)(雲辺寺;大興寺 ほか)
高野山(紀伊)
対談・四国遍路、巡る彼方に―宮崎信也×三好和義
札所紹介
撮影メモ(八十八ヶ所を撮るきっかけ;秘仏撮影 ご開帳のとき ほか)
四国遍路地図
四国八十八ヶ所住所一覧
著者等紹介
三好和義[ミヨシカズヨシ]
1958年徳島市生まれ。13歳の時沖縄を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、南極からチベットまで世界各地で「楽園」をテーマに撮影を続けている。また近年は四季に富んだ日本の中にも「楽園」を見出し、10年をかけて屋久島を撮り下ろした。1998年から県知事任命により阿波特使として徳島の良さを伝える活動をしている
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