出版社内容情報
名写真誌ライフに発表された三木淳の名作
三木淳は戦後の混乱期、写真誌「ライフ」を舞台に、日本とアメリカ両国を股にかけて活躍した報道写真家で、写真史を飾る特異な存在である。本書は「ライフ」誌に収録された名作を中心に、「シベリア帰還兵」「血のメーデー」「朝鮮戦争」「50年代のアメリカ」「写真家交友録」など、三木の代表的な仕事で構成した。富める国アメリカと敗戦の痛手生々しい日本の素顔が、そこから浮かび上がってくる。
内容説明
昭和戦後の日本とアメリカの激動の1950年代をとらえたフォト・ジャーナリズムの傑作集。
目次
LIFEのカメラ・アイ(赤軍故郷に帰る;吉田茂;血のメーデー;朝鮮戦争)
アメリカフィフティーズ(MIKI SEES AMERICA;ニューヨーク・ボストン;フォード工場の熟練工;パジャマ・ゲーム・パーティ)
ポートレート
1950年代―アメリカと日本
三木淳の足跡
対談 LIFE時代を語る(三木淳・渡辺好章)