悠悠逍遥江戸名所

悠悠逍遥江戸名所

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  • サイズ B5判/ページ数 399p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784096804339
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0071

出版社内容情報

『江戸名所図会』のさし絵がパノラマ展開、絵の中の小さな文字の初翻刻、『江戸切絵図』との組合せなど、当時の風景、風俗と町並が初めて立体的、総合的に見渡せるようになった画期的なグラフィック構成で楽しむ江戸名所立体散歩です。広重、清親、『新選東京名所図会』など名所絵資料も豊富に収録。

平成3年『江戸切絵図と東京名所絵』を小社から刊行し、江戸・東京ファンの圧倒的支持を得た白石つとむ氏が贈る第2弾! 19世紀初頭の江戸の風景を写真のように正確に描写している『江戸名所図会』や広重『名所江戸百景』から210景を選び上部に、下部に『江戸切絵図』の、その名所の範囲を掲載する構成。両者の組合せで、江戸名所をゆったり楽しく立体的散歩が出来る画期的なグラフィック企画。この絵の道をずっと左に行くと筋違御門に出るとか、寺院の裏の大きな屋敷は一橋殿だとか、楽しさ倍増。 さらに、従来『江戸名所図会』のさし絵は、版本どおり1ページずつ区切って紹介されていたのを、2ページ以上にわたるものは一枚絵につなげてパノラマとして掲載した。寺社の広い境内や銀座尾張町の交差点など、はじめて全容を見ることが出来る。 また、図会のさし絵には「茶や」「地蔵」「本堂」「この辺料理屋多し」など小さな描き文字が書かれている。本書は初めてこれを翻刻し、図会のさし絵からの情報が豊富になり、清親の名所絵や「新選東京名所図会」の図版を眺めながら、江戸から東京への変遷も楽しめる。

内容説明

『江戸名所図会』は一九世紀初頭の江戸風景を写真のように正確に描写している。本書はその風景図を上段に、そして下段にその場所の切絵図を載せ、解説文と、この上下を比較対照することによって、江戸時代の実景とその地図上の位置が正確に読みとれる。『江戸名所図会』から164景を選び、その部分の切絵図を掲出、図会の挿絵中の小さな文字も翻刻。図会の原本2頁以上の挿絵を1枚につなぎ、パノラマで展開。図会の江戸郊外から64景紹介。二代目広重『江戸名所一覧双六』広重『名所江戸百景』『江戸名所』や、明治期の『新撰東京名所図会』・小林清親『東京名所図』など収録。

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