新編日本古典文学全集 〈87〉 歌論集 橋本不美男

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  • サイズ A5判/ページ数 646p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784096580875
  • NDC分類 918
  • Cコード C1393

出版社内容情報

和歌の奥義を説く、俊成・定家・真淵ら歴代の名手の代表的評論。

武家の台頭により、政治の場から離れていかざるをえなかった貴族たちは、生きがいを文芸の世界へ求めた。彼らにとって和歌は、もはや言葉遊びの具ではなく、己の存在を賭けた武器であり、歌合は烈しい勝負の場であった。いかなる歌がよしとされるのか。各時代の代表的歌人たちは、歌の道の奥義を論じる歌学評論を遺した。そして詠歌の本質を通じて、人間がどう生きるか、という大いなる命題に迫る。源俊頼『俊頼髄脳』、藤原俊成『古来風躰抄』、藤原定家『近代秀歌』『詠歌大概』『毎月抄』、荷田在満『国家八論』、賀茂真淵『歌意考』、香川景樹『新学異見』を収録。

橋本 不美男[ハシモト フミオ]
著・文・その他/翻訳

有吉 保[アリヨシ タモツ]
著・文・その他/翻訳

藤平 春男[フジヒラ ハルオ]
著・文・その他/翻訳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶるり

0
たまには勉強もします。俊頼、俊成、定家ときて、国歌八論など古今伝授の否定があったり、定家や定家信仰を否定したりしながら、新学異見でまた反論したり。一冊で結構長い期間の和歌の話がよめますので、けっこうおすすめ。内容もそこまで複雑でないし、読み手の感性を信頼しているような印象すら受けました。2014/02/23

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