出版社内容情報
鎌倉期隠者の随策と仏道者の法語を所収。長明の「方丈記」は無常の詠嘆に貫かれ、兼好の「徒然草」は無常の現実を多面的に思索。「随聞記」は曹洞宗の開祖道元が、「歎異抄」は浄土真宗の開祖親鸞が仏の教えを説いたもの。
感想・レビュー
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とし
3
道元禅師の『正法眼蔵』を読んでみたくて借りた。現代語訳を追うだけだが。ついでに親鸞聖人の言葉を弟子が編纂した『歎異抄』と、鴨長明の『方丈記』も読んでおく。『徒然草』は昔一回読んだから敬遠w2015/05/03
よふかしとるねいど
2
昭和46年が初版とあるのでほとんど半世紀前の本。そのためもしかすると今では解説内容が古くなっているかもしれないが、肝心の本文自体は半世紀など物の数でないほど古いので大した違いはないと勝手に思っている。上・言葉の説明、中・原文、下・現代語訳分というページ構成は非常にわかりやすく読みやすかった。2012/05/23




