古代史の論点〈2〉女と男、家と村

古代史の論点〈2〉女と男、家と村

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784096265024
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

従来の年代別構成を打破し、テーマ別構成で古代史観を激変させる全6巻の登場です。 続々と発掘され発見された考古学の成果と、最先端の科学的手法をもとに、古代の実像を現代の視点から解明します。旧説の紹介と現状の論点をズームアップし、旧来の先史時代認識を打破し、予想を超えた豊かな古代日本の実像を示します。カラー口絵をはじめ、本文中にも多数の図版を掲載。遺物・遺跡の最新の写真や実測図復元イラスト、地図など、ビジュアル面も充実させました。

先史時代の社会は男女平等だったのか。母系制の社会だったのか、父系制だったのか。性別役割分担は、どうやって生まれたのか。女性と権力の関係は? 結婚と家族、系譜の意識は、どう変わっていったのか。 本巻では、こうした古代社会の大きな問題を考えるとともに、アクセサリーやトイレ、卑弥呼の衣服などについても、とりあげました。第一線の研究者が、土偶・石棒・土器・銅鐸・貝輪・埴輪などの遺物や竪穴住居や墓地などの遺構の発掘成果や、内外の民俗・民族事例をもとに、明解な文章で、古代社会の実像に迫ります。 また、カラー口絵で富山県桜町遺跡を特集するほか、本文にも多数の写真・図版を掲載しました。

内容説明

男女の役割分担はどうして決まったか?土偶、石棒、土器、銅鐸、貝輪、埴輪…、さまざまな出土品から、古代社会の謎に迫る。

目次

巻頭座談会「女と男、家と村」
男女の分業の起源
竪穴住居の空間分節
墓地から見た親族・家族
婚姻と氏族
装身具と権力・男女
男装の女王・卑弥呼
権力と女性
まとめと展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mentyu

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ジェンダーという言葉よりも、女性史という言葉の方が通っていた時代の本。座談会では現代のジェンダー感覚に照らすと違和感のある発言もちらほら。20年ちょっとで価値観がだいぶ変わるんだなと思った。2024/01/05

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