継体大王と尾張の目子媛(めのこひめ)―新王朝を支えた濃尾の豪族たち

継体大王と尾張の目子媛(めのこひめ)―新王朝を支えた濃尾の豪族たち

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784096261798
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

すぐれた国際感覚をもっていた継体は、越から尾張へ日本列島を二つに切るように勢力を伸ばしつつ、ヤマト朝廷入りを果たした。古代新王朝成立の背景と継体の実像に迫る、古代史シンポジウムの記録。


◎目次

シンポジウム参加者紹介
はじめに

記念講演継体大王と妃たち           黒岩重吾

第一部 提論
継体大王と尾張の目子媛─考古学と古代史から探る

 河海の交通と尾張─中世史からの提言─       網野善彦

 古代の尾張と尾張氏                新井喜久夫

 文献からみた継体大王と春日部            門脇禎二

 考古学から見た継体大王              森 浩一

 越と尾張の接点 飛騨と美濃             八賀 晋

 ◆討論


第二部 研究報告
尾張古代史再発見─地域からの発言

 尾張の主要古墳                  松原 隆治

 美濃の主要古墳─美濃・野古墳群と後期古墳─    中井 正幸

 味美二子山古墳と下原古窯              大下 

内容説明

古代新王朝成立のかぎをにぎる継体大王をめぐる妃たち。古代史シンポジウム。

目次

記念講演 継体大王と妃たち
継体大王と尾張の目子媛―考古学と古代史から探る(河海の交通と尾張―中世史からの提言;古代の尾張と尾張氏;文献からみた継体大王と春日部;考古学からみた継体大王;越と尾張の接点 飛騨と美濃)
尾張古代史再発見―地域からの発言(尾張の主要古墳;美濃の主要古墳―美濃・野古墳群と後期古墳;味美二子山古墳と下原古窯;尾張の土器と埴輪;尾張と美濃の鏡―画文帯同向式神獣鏡と半肉彫獣帯鏡の世界)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

15
編集が森浩一・門脇禎二・網野善彦、巻頭の記念講演は黒岩重吾という超豪華メンバー。継体天皇が、近江・尾張・美濃・越から、ヤマトへ進出していく様子は、1000年後の信長の国盗りとほぼ同型。かりに尾張=狗奴国と邪馬壹国の統合によりヤマト王権が確立したのだとしたら、継体〜目子媛の前に、ヤマトタケル〜宮簀媛みたいなカップルも実在したのかもしれない。 草薙剣が熱田神宮にあるのも納得できるし。2019/07/28

月をみるもの

9
今度春日井+福井に行くんで、予習の為に再読。 福井では、四隅突出型もみたいなー。 https://twitter.com/bamboo4031/status/11554120212417331202019/10/12

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