義経伝説―判官びいき集大成

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784096261330
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

愛され語り継がれた義経伝説の魅力に迫る。

 伝説に彩られた英雄源義経のエピソードを集めて、「源義経ものがたり」として構成。『平家物語』『義経記』などの古典文学作品をはじめ、能や舞、浄瑠璃、歌舞伎、江戸川柳などに描かれ、親しまれてきた、義経の逸話の数々を楽しむ。おなじみの武蔵坊弁慶や静御前のほか、大盗賊の熊坂長範、陰陽師鬼一法眼、絶世の美女浄瑠璃姫など、義経を取り巻く魅力的な人物にもふれながら、日本の文学・芸能にあらわれた義経伝説のおもしろさをやさしく味わう本。巻末に、もっと読みたい人への義経伝説ブックガイドも収録。 歴史愛好家や古典文学の愛読者、能や歌舞伎のファン、義経を愛するすべての人に贈る1冊。

内容説明

源義経、武蔵坊弁慶、静御前、熊坂長範、などなど。伝説の人物が活躍する、源義経ものがたり。『平家物語』『義経記』『保元物語』『平治物語』、能、浄瑠璃、幸若舞、御伽草子、歌舞伎、川柳などに描かれた、判官・源義経の大活躍とその後の悲劇。伝説の一生を追い、義経の魅力に迫る。

目次

第1章 伝説の誕生(義経誕生―常盤御前、雪の中の逃避行;天狗の特訓―鞍馬山の日々 ほか)
第2章 英雄の登場(夜を日に継いで馳せ参り候―義経・頼朝、涙の対面;合戦デビューは宇治川から ほか)
第3章 落日の義経(これは平家の怨霊か―大物の浦の遭難;吉野山をさまよう義経主従―「義経千本桜」の世界 ほか)
第4章 日本人の心の義経

著者等紹介

鈴木健一[スズキケンイチ]
1960年、東京生まれ。1988年、東京大学大学院博士課程修了。現在、学習院大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

貧家ピー

3
「判官びいき」って、義経から来てたのか。 能や狂歌にも出ている義経、日本人の琴線に触れ続けていることを芸能の分野からも知る事ができる。 弁慶との戦いは、初めは清水寺が舞台だったが、歴史を経るに連れて今の五条の橋の上になった。2005/02/11

S K

0
わかりやすくまとまっていたと思う。2016/03/30

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