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出版社内容情報
考古学者が校倉造の源流を求め世界を旅した
考古学者石野博信が正倉院の校倉造の源流を求めて、ある時は秘境の少数民族を、ある時は南洋の島々を、十数年にわたって訪ねた。現地の人々との交流を通じてたどるモンゴロイドの系譜を、豊富な写真とともに綴る。
内容説明
家形埴輪、校倉造り、ログハウス―少数民族の住居からみえてくるわれわれの文化のかたち。考古学者が広い視点で歩き回った見聞録。
目次
第1章 正倉院の源流を求めて(正倉院建築の系譜;アルタイの丸太組み建築―ロシア ほか)
第2章 海洋民をめぐる旅(大型甕棺と篭の舟―ベトナム;海上住居と柱と壁―フィリピン南部 ほか)
第3章 シルクロードの西端まで(ナーガランドの民族建築―インド;インダスの鉄製三角鏃と釈迦の相撲―パキスタン ほか)
第4章 モンゴロイドの足跡(マヤ文明と民家―メキシコ;ふんどしと石と葦の家―ペルー)
著者等紹介
石野博信[イシノヒロノブ]
1933年、宮城県に生まれる。1961年、関西大学大学院文学研究科修了。奈良県立橿原考古学研究所副所長兼附属博物館館長を経て、現在、徳島文理大学文学部教授、奈良県香芝市二上山博物館館長。文学博士
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