出版社内容情報
データと写真で語る昭和の日本、今の日本
戦後60年を迎える日本。豊富な図表と写真を使って、高度成長期から現代までの日本の歩みをわかりやすく解説する一冊。歴史を振り返り、明日への一歩の指針となるのはデータであり、冷静で適切な現状認識である。
高度経済成長期から現在まで、50年間の軌跡
内容説明
それは育ちざかりの日本でした。データと写真で語る昭和の日本、今の日本。
目次
第1章 昭和の暮らし(昭和の家庭生活;昭和の食卓 ほか)
第2章 庶民の楽しみ(日本映画黄金時代;テレビ時代の幕開け ほか)
第3章 世界の中の日本(メイド・イン・ジャパンの戦後史;日本の金融市場 ほか)
第4章 日本の国土と環境(戦後日本の国土開発;交通網の発達 ほか)
第5章 日本人の実力(日本の政治50年と市民社会;日本の財政 ほか)
著者等紹介
伊藤正直[イトウマサナオ]
1948年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院経済学研究科教授、経済学博士
新田太郎[ニッタタロウ]
1968年生まれ。日本大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。東京都江戸東京博物館学芸員
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感想・レビュー
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がんぞ
6
1995年までの戦後日本を、写真と各種統計グラフで解説、分析している(出版は2005年)。昔の写真には、小学生低学年が幼い児をおんぶしていたり。ともかく子供はあまり単独では居ない。「貧しかったが」私的(マイホーム)と公共の境がゆるい、昔の子育て→教育環境。大学進学率の(ことに女子の)上昇…/バブル時代の税収増で平成4〜6年「赤字国債ゼロ」が実現したが、反動のバブル崩壊で(信用減→貸出停滞による)需要不振で国が需要を作り出さねばならない状況が続いている…(銀行を支配的指導してきた大蔵省におもに責任があろう)2017/07/13
Carlos
2
歴史の移り変わり、年を取るの早いな。時間を大切に過ごそう。2013/05/15
かずひろひずか
0
「歴史を振り返ることは、現在を再構成することである」 自分がサービスを提供する人間が、どんな時代に生まれ育ったのかを知ることで提案の内容は大きく変わる。2019/05/06