バッハ全集 〈第14巻〉 協奏曲、管弦楽曲 三宅幸夫

バッハ全集 〈第14巻〉 協奏曲、管弦楽曲 三宅幸夫

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  • サイズ A4判/ページ数 257p/高さ 20X29cm
  • 商品コード 9784096120149
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0873

出版社内容情報

ブランデンブルク、管弦楽組曲他名曲を網羅

●バッハの3つのスタイル この巻には、バッハの創作活動を方向づける3つの主要なスタイルが含まれています。すなわち、1)バッハの時代に全ヨーロッパを席巻した、イタリア起源の躍動<コンチェルト>、2)バロックというよりは、むしろロココに属するフランス起源の粋(ギャラント)な<組曲>、そして、3)ルネサンスのカノン作法に先祖がえりしたような、極端に思弁的な<特殊作品>というわけで、それらの代表例が、《ブランデンブルグ協奏曲》や《管弦楽組曲》、そして《フーガの技法》であることは言うまでもありません。 ●ジャンルを超えて結びつくバッハ そして、この巻に収められているのはスタイルのはっきりした作品ばかりですから、これに親しむことによって、さらにスタイルが複雑に重なり合ったほかの作品を読み解いてゆくことができるでしょう。たとえば、オルガンのための《(トリオ)ソナタ集》は<コンチェルト>のスタイルを土台としていますし、BWV75《貧しい人は食事し》は教会音楽ながら<組曲>と結びつけられます。またBWV811《イギリス組曲第6番》は組曲でありながら<特殊作品>の性格を有しています。このように、バッハの作品はジャンルを超えて相互に関

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

105
やはりこの巻に収められているCDはなじみのものが多くありました。ヴァイオリン協奏曲、ブランデンブルク協奏曲、チェンバロ協奏曲、管弦楽組曲、音楽の捧げもの、フーガの技法などなどです。演奏者はイングリッシュ・コンサート、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、トレヴァー・ピノック、カール・リヒターなどです。エッセイは辻邦生の「バッハの神に沿ってー森有正氏の思い出に」や「ブランデンブルグ協奏曲の成立について」というものが興味深いものでした。2016/11/16

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