バッハ全集 〈第9巻〉 オルガン曲 1 礒山雅

バッハ全集 〈第9巻〉 オルガン曲 1 礒山雅

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  • サイズ A4判/ページ数 209p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784096120095
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0873

出版社内容情報

第9巻「オルガン曲?」(CD85?92)525(トリオ)ソナタ第1番/526?530(トリオ)ソナタ第2番?第6番※531?537幼想曲とフーガ/539/541/543?546前奏曲とフーガ 547?552前奏曲とソナタ★/537 542幻想曲とフーガ/538 540トッカータとフーガ 8つの小前奏曲とフーガ(疑作)553?560前奏曲とフーガ★/561幻想曲とフーガ★562幻想曲(とフーガ)★563幻想曲と模倣曲★/564トッカータ、アダージョとフーガ 565、566★トッカータとフーガ/567?569前奏曲★/570?571幻想曲★/572オルガン曲(幻想曲)/574?581フーガ★/582パッサカリアとフーガ/583?586トリオ★/587アリア★/588カンツォーナ★/589アッラブレーヴェ★/590バストレッラ/591小さな和声の迷路★

バッハの生きていた時代、彼は作曲家としてよりは、むしろオルガンの名手として有名でした。第9巻にはそのバッハが作曲したオルガン曲のほぼ半数を占める自由作品(すなわちコラールを用いない曲)を収録しました。 冒頭の6つの《トリオ・ソナタ》は本巻のハイライトともいえる室内楽的な精緻な世界。そして、有名な《トッカータとフーガ ニ短調》BWV565、さらに雄大なポリフォニーの傑作《パッサカリア》BWV582、牧歌的な《パストレッラ》BWV590、フランス様式の香り高い《ファンタジー ト長調》BWv572。 往年の巨匠ヴァルヒャの演奏に加え、コープマンの初CD化、そしてプレストンの新録音が魅力です。書籍は概説を礒山雅氏。バッハとオルガン曲については小林義武氏、鈴木雅明氏、星野宏美氏、アルヒーフレコードの歴史をホール・シュナイダー氏。そしてサイモン・プレストン氏のインタビュー。エッセイに松居直美氏、辻宏氏。特集はバロック論を谷川渥氏。カラー特集ではヨーロッパ各地の名作オルガンを植田義子氏が紹介します。連載に中村雄二郎氏、高階秀爾氏。作品解説は鳴海史生氏があたります。バッハのオルガンの世界を十分に満足していただける構成となっております。どうぞご期待下さい

目次

1 バッハの芸術(オルガニスト、バッハ;バッハ・オルガン作品の資料と伝承;バッハとオルガン ほか)
2 バッハ、人と音楽(バッハを弾くサイモン・プレストン;オルガンを語る;バッハに育てられて)
3 バッハとその時代精神(フェルメールの地図―表層のバロック的遁走;連載・精神のフーガ ラモーと『ラモーの甥』―ディドロの音楽論とその周辺;連載・バロックの美術 宮廷美術 ほか)
4 バッハの作品(作品解説;演奏家紹介;収録曲一覧)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

102
この巻に収められているCdの曲は全てオルガン曲で、トリオ・ソナタやフーガの曲が殆どです。演奏者は、トン・コープマン、ヘルムート・ヴァルヒャ、サイモン・プレストンです。本のほうにも、バッハをめぐるオルガンというコーナーがあり、さまざまな教会のオルガンや工房が描かれています。またドイツ・グラモフォンのアルヒーフレーベルについての小論も楽しめました。2016/08/27

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