ミサ曲、受難曲〈2〉

ミサ曲、受難曲〈2〉

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  • サイズ B5判/ページ数 285p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784096120088
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0873

出版社内容情報

多くの人がバッハ芸術の頂点に位置づけるのが、《マタイ受難曲》です。《マタイ》こそ人類が残した感動的な音楽といってさしつかえありません。他に《クリスマス・オラトリオ》《復活祭オラトリオ》他感動の一巻。

 多くの人がバッハ芸術の頂点に位置づけるのが《マタイ受難曲》BWV244です。第8回配本「ミサ曲、受難曲(2)」にはこの《マタイ受難曲》がいよいよ登場します。2つのオーケストラと2つの合唱団を要するこの大作は、テノールの福音史家(エヴァンゲリスト)がマタイによる福音書中のイエスの受難物語を感動的に歌い上げます。《マタイ受難曲》こそ、人類が残しえた最も感動的な音楽といってもさしつかえありません。ほかに《クリスマス・オラトリオ》《復活祭オラトリオ》、そして美しい四声のコラール、宗教的リートを収録、本全集中でもとっておきの一巻です。 演奏は、ガーディー、レオンハルト、リヒター、シュナイトと、名演中の名演を揃えました。またマタイ他、全曲、口語による新訳、海外から、グレックナー氏、レンプ氏の論考、「メンデルスゾーンのマタイ復活」を木村佐千子氏、「イエス受難物語の成立と緒相」を小河陽氏、エッセイに粟津則雄氏、淡野弓子氏、連載に中村雄二郎氏、高階秀爾氏他、充実の内容です。

目次

1 バッハの芸術(歴史の中の受難曲とオラトリオ;バッハの失われた受難曲について;バッハの四声のコラール集をめぐって ほか)
2 バッハ、人と音楽(マタイ受難曲;星は歌う―シュッツ、バッハをめぐる断想)
3 バッハとその時代精神(イエス受難物語の成立と諸相;バッハ家の「家族の肖像」)
4 バッハの作品(礼拝で朗読された聖句;収録曲歌詞対訳;作品解説 ほか)