Ｓｈｏｔｏｒ ｍｕｓｅｕｍ 古伊万里―用の美を楽しむ

小学館（1998/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 127p／高さ 21cm
• 商品コード 9784096060728
• NDC分類 751.1
• Cコード C0370

出版社内容情報

古伊万里は、江戸の伝統文化と歴史が集約された。佐賀県立九州陶磁文化館所蔵の柴田夫妻コレクションの古伊万里に江戸料理を盛り、また、古伊万里を花器に見立て花を活けるなど生活の中で生きる古伊万里を紹介。さらに解説、美術館、お店のアクセスつき。

　日本人にとって、古伊万里は、使われた時代がそれほど古くないこと、大量に残っていて比較的値段も安く、求めやすいこと、また染付が目に馴染んでいることなどから、もっとも親しみのある骨董として人気が高く、現代の生活の中にも、違和感なく溶け込んでいます。　この古伊万里の、使う、見る、知る、買い方などを記し、暮らしの中に古伊万里を生かすセンスを紹介します。　内容は、佐賀県立九州陶磁文化館の柴田コレクションの古伊万里の名品を館外に借り出して、そこへ同時代の料理を盛り込み、日常の器としての古伊万里を見せます。美術館に収蔵されている作品をこのように持ち出し、料理を盛り、撮影する事は通常あり得ないことで、数多い類書にはない特別な試みです。　また古伊万里を花器に見立て、草花をいけばなむらさき会を主宰する、楠目ちづさんに活けていただきました。次に柿右衛門、今右衛門など現代有田陶磁の作家に古伊万里の特徴、魅力を語ってもらいます。　その他、冷泉家の古伊万里、有田町探訪ガイド、古伊万里入門と観賞、古伊万里の見られる美術館、骨董店などを紹介。

内容説明

佐賀県立九州陶磁文化館所蔵柴田夫妻コレクションに江戸料理を盛るという、初の試みを実現。

目次

古伊万里の名品に盛る江戸料理
暮らしの中の古伊万里に花を生ける
古伊万里入門
柴田夫妻コレクションから　古伊万里は江戸の姿を伝えている
柴田夫妻コレクションと九州陶磁が見られる佐賀県立九州陶磁文化館
冷泉家の古伊万里
古伊万里の町・有田を行く
古伊万里に学ぶこと
古伊万里商人物語
古伊万里を見られる美術館
古伊万里に出合える店

感想・レビュー

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[かさご]

柴田夫妻コレクション

2018/06/16