出版社内容情報
イタリア北部パドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂は、14世紀初めに建立され、内部は中世最大の画家ジョットによる「ヨアキム伝・マリア伝・キリスト伝」37面と「最後の審判」、「七美徳・悪徳像」の華麗な壁画で装飾されている。壁画はジョットのもっとも確実な作品としてきわめて重要である。ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂の壁画・天井画、レオナルド・ダ・ヴィンチによる「最後の晩餐」とならび称されている。現在、スクロヴェーニ礼拝堂の壁画は厳重な管理下に置かれ、鑑賞時間はわずか15分に限定されている。本書はこの壁画作品を全点掲載し、研究者による1点1点のやさしい解説を施しています。ほかに作者ジョットの生涯と作品も平易な本文で紹介。
渡辺 晋輔[ワタナベ シンスケ]
著・文・その他
内容説明
見学時間わずか15分、厳重な管理下にあるスクロヴェーニ礼拝堂の壁画群。中世最大の画家ジョットの代表作を心行くまで鑑賞しよう。「ヨアキム伝・マリア伝」12面、「キリスト伝」25面、「最後の審判」、さらに「七美徳・悪徳像」14面を加えた全壁画を紹介。
目次
第1章 スクロヴェーニ礼拝堂とジョットの壁画(壁画「ヨアキム伝・マリア伝」;壁画「キリスト伝」;壁画「最後の審判」;壁画「七美徳・悪徳像」)
第2章 ジョットの生涯とその作品(修業時代;アッシジのサン・フランチェスコ聖堂上院壁画;スクロヴェーニ礼拝堂壁画まで;スクロヴェーニ礼拝堂 ほか)
著者等紹介
渡辺晋輔[ワタナベシンスケ]
1972年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学大学院博士後期課程中退後、国立西洋美術館研究員。専門はイタリア美術史
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