出版社内容情報
社寺の庭、大名のテーマパーク、茶庭と坪庭、明治大正期の富豪の庭など、現代の作庭家である著者が厳選した「公開中」の名庭30。ドラマと謎を秘めた各地の名庭探訪が楽しめる本です。
庭にはさまざまな歴史やドラマが秘められている。 権力者が夢に描いた栄華、敗残者たちの見果てぬ夢、宗教者たちが追い求めた極楽浄土、まだ見ぬ大陸の風物、広大な宇宙、そして憧れのみやこ。こうした夢がないまぜになって庭の隅々に写しとられ、紡がれていったのが、日本の庭園だ。 日本の各地には、こうした人々の夢の跡が数多くのこされている。現代の作庭家・野村勘治氏は、各地の名庭30を選び、その夢の跡を丁寧に読み解き、庭の奥に秘められた歴史や哲学、こころを見事にすくいあげ、われわれの前に見せてくれる。 こんなにも多くの謎とドラマがあったのかと、読者は、あらためて庭の奥深い魅力にとりつかれてしまうだろう。旅に出たらぜひこの本を一冊たずさえて、その土地の庭をたずねてもらいたい。いままでなにげなく見過ごしていた庭の光景が一変してみえてくるにちがいない。 岡部伊都子氏の巻頭エッセイ「心 呼吸する庭の空間」と、「全国公開されている庭150」のリストを併載。
内容説明
庭にはこんなにも多くのドラマと謎が隠されていたのか!日本人なら一度は訪れてみたい「公開されている名庭」30選。この一冊で、今までの庭の見方が一変する。クルマでのアクセスつきリスト、全国公開されている庭園150。ビジュアル名庭ガイド。
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