内容説明
2010年=ルネ・ラリック生誕150年。日本初紹介!ガラスの教会建築。ジュエリー、香水瓶からインテリア、建築物まで名作を網羅。パリの街を再発見!ラリックに出会うパリ散歩MAP付き。
目次
1 ラリックに出会うパリの旅
2 ラリックの知られざる教会建築を訪ねる(サン・ニケーズ教会;ソーシー=レストレ教会 ほか)
3 アール・ヌーヴォーとアール・デコを駆け抜けた天才 ルネ・ラリック物語(ルネ・ラリック年譜;アルザス地方で伝統技術を伝えるラリックの工房)
4 日本で出会えるラリックの名品(箱根ラリック美術館;東京都庭園美術館 ほか)
著者等紹介
南川三治郎[ミナミカワサンジロウ]
1945年三重県生まれ。東京写真大学(現東京工芸大学)卒業後、大宅壮一東京マスコミ塾第1期生に。パリを拠点にヨーロッパの人と文化に焦点を当て取材活動をするフォトグラフィック・ライター
池田まゆみ[イケダマユミ]
美術工芸史家。1954年東京生まれ。学習院大学フランス文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了。「ルネ・ラリック美術館」(長野県諏訪市、2003年閉館)学芸員を経て、現在インディペンデント・キュレーターとして、数多くの国際展を企画監修。日本大学藝術学部デザイン学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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和草(にこぐさ)
8
久し振りの目の保養。ラリックのガラス工芸の素晴らしさが紹介されています。2015/04/04
めぐみこ
7
ラリックが建築もプロデュースしていたとは知らなかった。旧ラリック邸の玄関が素敵。扉のガラスの模様と周りのレリーフとが繋がっていて、こだわりを感じさせる。教会の百合モチーフのガラス作品たちも美しく荘厳で目を奪われた。高さ4メートルの百合の十字架…実物を見てみたくなった。といってもジャージー島は遠いので、行くとしたら箱根ラリック美術館か湘南江の島香水瓶美術館あたりが狙い目かな。2020/01/07
アルクシ・ガイ
5
箱根と、それから飛騨高山には行ったことがあるかな。ラリックが教会建築に携わっていたとは知らなかった。ガレに比べるとデザインのモチーフに「人」が多い。あるいは私が知らないだけかもしれないが、「祈る天使」というのも珍しい。2020/09/01
みみりん
3
ラリックの教会建築知らなかった。美しい・・・。個人で行くには不便な場所だけど、いつか行こう!2018/09/06
あっぺ
1
勉強のため読んだ。アール・ヌーヴォーとアール・デコの2つの様式を駆け抜けた芸術家。2020/07/01
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