出版社内容情報
英国が生み出した多くの文豪、シェイクスピア、ディケンズ、」ワーズワース…。彼らを育んできた自然に身を置き、家を訪ね、愛用の道具に触れるガイドブック。作家に思いを馳せながら、英文学の庭を堪能する本。
シェイクスピアやディケンズに代表されるように、イギリスは文豪を生み出した国である。彼らの作品は、今なお多くの読者に愛読され続けている。しかし、彼らが、どのような風土でそれらの作品を生みだしたのかについては、意外にも知られていないのではなかろうか。ここでは、作家を育んできた自然にこの身を置き、多くの作品を生みだしてきた作家の家を訪ね、作家が愛用していた道具なども紹介しながら、一歩も二歩も作家に近づいたところから、改めて文学作品を味わおうというものである。本書は、実際にイギリスに出掛けて、作家を訪ねる旅のガイドとして利用することはもちろん、イギリスまで行くことのできない読者が、書斎で本書を繰りながら、作家に思いを馳せることもできよう。因みに、本書で採り上げた作家は、シェイクスピア、ディケンズをはじめ、「嵐が丘」のエミリー・ブロンテ、「シャーロック・ホームズ」のコナン・ドイル、「カンタベリー物語」のチョーサー、「失楽園」のジョン・ミルトン、英国の生んだもっとも偉大なる自然詩人ウィリアム・ワーズワース、「ピーターラビット」のビアトリクス・ポター、「不思議の国のアリス」のルイス・キャロルほかを収録している。
内容説明
雨が好き、風が好き、花が好き。作家たちの心の原風景をたどる旅に出た。テラスで楽しむ英文学ミニ・トリップ。15人の作家たちの、生家やゆかりの地、博物館などを紹介。イギリス文学散歩ガイド付。
目次
W・ワーズワース―「詩神の子」が愛した湖水地方
D・H・ロレンス―チャタレイ夫人の恋した森
E・ブロンテ―孤独な魂が愛した荒野「嵐が丘」
B・ポター―ピーター・ラビットがひそむ農場
J・ミルトン―革命に破れし者が綴る内なる楽園
L・キャロル―ことば遊びの異才アリスを生んだ小さな村
A・C・ドイル―ホームズがよみがえった魔犬伝説の地
C・ディケンズ―ロンドンの下町が生んだ国民的作家
W・スコット―9800冊の蔵書が誘う大作家の書斎
J・オースティン―平凡な作家の非凡な日常〔ほか〕
感想・レビュー
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