世界美術大全集 〈西洋編 第23巻〉 後期印象派時代 池上忠治

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世界美術大全集 〈西洋編 第23巻〉 後期印象派時代 池上忠治

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  • サイズ B4判/ページ数 486p/高さ 37cm
  • 商品コード 9784096010235
  • NDC分類 708
  • Cコード C0370

出版社内容情報

1880年代から1910年ごろまでのヨーロッパを中心に活躍し、 印象派絵画の流れを汲みながら、より主観的な表現と計算された画面 構成をめざした後期印象派の画家たち。 ルノワール、セザンヌ、ゴ ッホ、ゴーガンなどは個人全集に匹敵する点数を収録し、イタリア、 スペイン、ドイツ、北欧の印象派の画家の作品も掲載。ロダン、マイ ヨールなどの彫刻作品もあわせて収録した。

池上 忠治[イケガミ チュウジ]
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内容説明

本巻では、印象主義を学び、それを乗り越えていった画家たち、ルノワール、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ゴーガン、新印象主義の画家たち、ロダンをはじめとする彫刻家たち、さらには同時代に活躍したヨーロッパ諸国の画家たちを取り上げた。

目次

総論 後期印象派の諸相
第1章 ルノワール
第2章 セザンヌ
第3章 ファン・ゴッホ
第4章 ゴーガン
第5章 新印象主義
第6章 彫刻・ロダンからマイヨールへ
第7章 ヨーロッパ諸全の近代絵画
テーマ特集(ポン・タヴェン派の絵描きたち;アンデパンダン展とその周辺)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

316
後期印象派とあって、有名どころがずらりと並ぶ。ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンといった画家たちである。私の絵画鑑賞入門はこのあたりからだったと懐かしい思いがする。今回、巻頭のルノワールをまとめて見ると、思ったよりも多彩である。私たちがイメージする、いかにもルノワールといった「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」以外にも、ジャポニスムのルノワールや、モネの「印象」を思わせるもの、あるいはレオナール・フジタのようなタッチの絵も。次のセザンヌは昔は良さがわからなかった。「マルディ・グラ」や「大水浴」のように⇒2023/12/19

KAZOO

100
この巻には、後期印象派の画家の作品がかなり収められています。ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、スーラなどです。私の好みの画家が多くいます。また彫刻もロダン、マイヨールというところの作品が多く見られます。フランスばかりではなく、そのほかの国の、セガンティーニなども好みなので楽しめました。2017/02/14

毒兎真暗ミサ【副長】

30
後期印象派23巻は私のもっとも苦手とする分野。自分が宗教画に浸かり過ぎているというのも理由の一つ。しかしまじまじと見てみるとルノアールは光を描こうとしているという印象を捉えることが出来た。だがセザンヌは相変わらず奇妙に映るし、ゴッホとゴーギャンは逸話の方が強烈だし……と読み進めると【新印象派】の登場で新鮮な風と共に溜飲が下がっていく。その爽やかな流れの中にズシンと来るのがロダン。絵という限られた枠の中での表現と違い、彫像はその眼差しが雄弁だ。特に『地獄の門』。自室に類似の額縁があるのでうっとりしてしまう。2024/03/31

へんかんへん

3
ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、スーラ、点描、クロス、ロダン地獄の門、グランド・ジャゥト島の日曜日の午後、トーロップ、モルベッリ、べルエーテ2014/06/17

Eu

1
「セザンヌは若禿げだったので、自画像は額から頭頂部にかけての丸味をモドゥレによらず追求するのに適していた」(p.119、池上忠治)とあって驚いた。月報で檀ふみが「あんまり考え過ぎたから、若はげになっちゃったのかしら(笑)」(p.3)とか言っててあんまりだと思った。2021/10/06

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