出版社内容情報
染織、漆工、金工、陶磁など日本の工芸品の繊細にして優美な独特の文様を集大成。従来のような名品主義を超え、味のある日常的な品々に至るまで文様を幅広く取材、未紹介の作品まで網羅した簡潔で見やすい編集。さらに文様の部分アップなどテーマごとに徹底分析、現代意匠への応用にも役立つよう整理されている。
内容説明
本巻には主として工芸に見られる青梅波・格子文様をカラー、単色合わせて約270点掲載した。図版は、染織、漆工、金工、陶磁の分野別に配列し、カラー、単色それぞれ文様表現の類似性や、パターンを基本にした。
目次
図版目録
カラー図版
単色図版
本文(刃文―日本刀にみる美の表現;縞・格子文様の展開;平安貴族と舞楽《青海波》;地球の水・日本の水)
幾何文様用語解説
幾何・天象・地象の紋章