出版社内容情報
染織、漆工、金工、陶磁など日本の工芸品の繊細にして優美な独特の文様を集大成。従来のような名品主義を超え、味のある日常的な品々に至るまで文様を幅広く取材、未紹介の作品まで網羅した簡潔で見やすい編集。さらに文様の部分アップなどテーマごとに徹底分析、現代意匠への応用にも役立つよう整理されている。
内容説明
本巻には主として工芸に見られる桐文様をカラー、単色合わせて約260点掲載した。図版は、染織、漆工、金工、陶磁の分野別に配列し、カラー、単色それぞれ文様表現の類似性や、パターンを基本にした。したがって、必ずしも時代順ではない。
目次
カラー図版
単色図版
論文・エッセイ(桐文考;刀装にみる桐文のこと;桐の植物学;街道の桐の花;〈桐一葉〉という言葉)
桐の紋章80点