出版社内容情報
ヨーロッパより写真が渡来して140年、この間に活躍した写真家?写真の開祖、上野彦馬から現代の作家まで?のべ約1千人の名作・傑作2千数百点を結集、展望した文字どおりの日本写真全集。最新の研究成果をふまえ、新発見、未発表作品も収録し、とくに大正期より昭和20年までの傑作の数々を、現代の視点より積極的に再評価します。各作品は、ジャンル別にまとめ、テーマ・作家・技術なども詳細に解説します。
内容説明
人物写真は写真の歴史。傑作から埋もれたアルバムまで、日本人の肖像を結集!明治人から現代人まで日本人の顔・顔・顔…表情が語る人物日本近現代史。
目次
写真(写真館の系譜;ピグメント印画から新興写真へ;セルフポートレート;木村伊兵衛、土門拳、浜谷浩;1945―80年;アルバムに見る記録)
解説(総論 人物と肖像;明治の写真師;木村伊兵衛・土門拳・浜谷浩;セルフポートレート論;プロマイドの変遷;表現と技法 19世紀のスタジオ;再録論文『写真必要写客の心得』「人物作画」)