群像日本の作家<br> 谷崎潤一郎

群像日本の作家
谷崎潤一郎

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784095670089
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0393

出版社内容情報

谷崎潤一郎について…三島由紀夫/秋風一夕話…佐藤春夫/一双の 風のように…丸谷才一/源氏物語に架けた橋…円地文子/他

豊麗な想像力と絢爛たる文体をもって、日本文学にかつてない豊かな美をもたらした谷崎潤一郎。その数多くの傑作と自由な生涯とを、さまざまな視点から解明した。谷崎昭男による書下ろしエッセイをはじめ、小林秀雄・三島由紀夫・佐藤春夫・江藤淳らによる作家論、円地文子・丸谷才一・大江健三郎・渋沢龍彦・中里恒子らによる作品論、松子夫人・谷崎精二ら近親者による作家像などを収録。

内容説明

中学時代、1年から3年へ“飛級”したほどの秀才潤一郎、抜群の文才に恵まれながらも長い放浪生活を続け、有夫の理想の女性松子夫人との運命的な出会いによって華々しく開花したロマンの世界一文豪谷崎の人と作品の全容。

目次

谷崎潤一郎アルバム
書下ろしエッセイ 「退屈」の造型について
作家論(心理的マゾヒズムと関西;谷崎文学の民族的性格;谷崎潤一郎の芸術と思想 ほか)
ひと(湘碧山房夏あらし;潤一郎の手紙;祖父谷崎潤一郎―食べ物のこと ほか)
生原稿で作品を読む 『春琴抄』
同時代の比評(谷崎潤一郎氏の作品;谷崎潤一郎と佐藤春夫 ほか)
座談会 谷崎潤一郎論―思想性と無思想性
作品論(美意識の結晶―『春琴抄』について;源氏物語に架けた橋;「細雪」の世界 ほか)
谷崎潤一郎文学紀行―京都・芦屋・神戸
文学散歩地図 京都・芦屋・東京
さまざまの照明(谷崎潤一郎論;『痴人の愛』の文明批評;谷崎氏の女性 ほか)
ひと(風呂;谷崎潤一郎との四十年 ほか)
東京と関西(谷崎潤一郎論;故郷としての異郷―関西移住と「古典回帰」をめぐって)
新しい照明(「『話』のない小説」論争;記述の国家―谷崎潤一郎原論)
谷崎潤一郎の作品(刺青;秘密;人面疽;日本に於けるクリツプン事件)
代表作ガイド 『春琴抄』『細雪』『鍵』ほか
谷崎潤一郎研究史大概
谷崎潤一郎年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

服部

12
卒論の資料として読みました。収められている論文も良かったのですが、それ以上に参考文献になりそうな本を数多く知ることができました。2018/08/09

塩子二号

0
ゼミ発表のため2017/06/16

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