出版社内容情報
本全集の原本は、1946年から四半世紀にわたり、スイス山岳研究財団が限定部数のみ発行し続けた世界の登山、探険及び学術調査の記録・紀行集です。マルセル=クルツ、ハンス=ロエリ、アンドレ=ロックほか当時を代表する一流登山家・山岳研究家たちが編集委員となり、近代アルピニズムが迎えた輝かしい開花期の栄光と偉業の全てを語り継ぎます。第I期 8巻?14巻(1953年?1963年)第II期 15巻?17巻/別巻1・2(1964年?1969年)第II期 1巻?7巻(1946年?1952年)
目次
第8巻 1953(エヴェレスト百年史;大クレバス地帯の突破;南部ペルー・アンデス;グリーンランド北東部での登山と探検)
第9巻 1954(エヴェレストへの先駆者たち;マナスル;K2からの脱出;北東グリーンランドにおける三つの探検)
第10巻 1955(カラコルム遠征;バルン谷遠征;ヒマラヤ登山学校;エチオピアの山)
第11巻 1956/57(アルプスの序曲;氷河の歴史;マッキンリー山地図への序;カンチェンジュンガ初登頂;幸運の山―マカルー)
第12巻 1958/59(モン・ブランの悲劇;メキシコの火山;ブロード・ピークとチョゴリザ;マナスルの日本隊)
第13巻 1960/61(航空撮影―アラスカとアルプス;ハラモシュ登頂;未知の山―トリヴォール;国際地球観測年の南極;マッキンリー山の地図)
第14巻 1962/63(マッターホルン北壁冬季初登攀;雪崩について;プモリ―娘の山;マッキンリー南東稜;ベネズエラ・アンデス;南極オハイオ山脈の学術調査;ヒマラヤ登山年表)〔ほか〕