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小学館DVD & book
黒澤明MEMORIAL10〈別巻1〉野良犬

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  • サイズ A5判/ページ数 32p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784094804515
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0874

出版社内容情報

黒澤が若き刑事に託して描いた戦後の素顔!

ファンの熱い要望にこたえて、別巻2作発売決定。別巻1は、前期黒澤作品の最高作に推す声も多い「野良犬」が登場。
終戦間もない炎熱の東京。新米刑事・村上は満員バスでピストルを掏られてしまう。そのピストルで次々と起きる事件。村上はベテラン刑事・佐藤とともに、姿の見えぬ犯人を執念で追跡する。ついにその潜伏先を突き止めるが、張込みの佐藤刑事を悲劇が襲う!!
黒澤は、本作で責任感が強くひたむきな刑事を三船に演じさせた。ヤクザ、医師に続いて、またまた新たなキャラクターに挑戦した三船は、若き刑事の繊細な内面までを見事に演じ切り、結果、日本映画に「刑事もの」というジャンルが確立されることになる。
戦後の街の暑熱、蝟集する男や女の人いきれ、ぎりぎりのところで正義感を保つもの、殺人者となるもの。その時代の日本が発散していた空気を、黒澤と三船はぎらぎらとした光のままに、この映画に完全に封じ込めた。
とかく芸術性の高さを評価される黒澤映画であるが、映画芸術とは美術品のようにガラスの向こうに飾られているものではない。むき出しで、観るものの心にずかずかと迫る表現力。これこそが黒澤映画の本領だ。

【編集担当からのおすすめ情報】
本書には、別巻ということで、黒澤明全監督作品のフィルモグラフィー前半期(43?75年)を掲載。別巻2「羅生門」とあわせてご講読ください。

野上 照代[ノガミ テルヨ]
監修

目次

黒澤明『野良犬』を語る
『野良犬』作品解説
黒澤明プロフィール
三船敏郎プロフィール
志村喬プロフィール
淡路恵子・河村黎吉プロフィール
スタッフ紹介―本木荘二郎・菊島隆三・本多猪四郎
メイキング・オブ・黒澤映画 野上照代の耄碌録
『野良犬』作品データ・全スタッフ&キャスト
別巻特集・全作品紹介1 黒澤明監督作品1943‐1980

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

1
映画のほう。若き三船敏郎が格好よすぎる。オープニングの野良犬のクローズアップに仰天。斬新だわ。映画館のデカいスクリーンに映ったらインパクトあったろうな。三船敏郎が演じる刑事が拳銃をスラれた。その銃を使った犯罪が行われ、刑事は罪の意識に苦しみながら、ベテラン刑事(志村喬)とともに犯人を追う…という展開。1949年の作品なので、異世界のごとき戦後日本の風景が、とてつもなく興味深い。登場人物が皆エネルギッシュで、これから成り上がっていくぜ、という躍動感にあふれてます。画面から汗が飛び散ってきそう。2020/05/16

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