宮澤賢治の聴いたクラシック

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宮澤賢治の聴いたクラシック

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  • サイズ B6判/ページ数 96p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784094801866
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0873

出版社内容情報

宮澤賢治没後80年記念出版

今年は宮澤賢治の没後80年。この間に様々な賢治像が解明されてきたにもかかわらず、その音楽世界は主として童話・童謡的な世界のイメージに留まってきたように思われる。
しかし彼は、当時の最先端を行くクラシック・レコードのコレクターであり、そこから詩や童話創造への根源的インスピレーションを得ていることも多い。本企画では、長くその音源が得られなかった賢治所蔵のレコード音源を、佐藤泰平、クリストファ・N・野澤両氏から提供を受け、賢治の作品創造や生涯に即した視点から編集、2枚のCDに収録した。詩集「春と修羅」執筆に最初のエネルギーを与えたベートーベンの「運命」、童話「セロ弾きのゴーシュ」の背景にあるオーケストラ音の再現、「銀河鉄道の夜」の少年カムパネルラのイメージを喚起したと思われるピアノ曲「ラ・カンパネルラ」の特定など、賢治ファンには興味津々の内容。丹念な資料調査に基づいて、賢治の生涯と音楽の関係を浮き彫りにする萩谷由喜子の解説本を付す。装画は、賢治世界の光と風を描く第一人者・田原田鶴子。最高の布陣をもって、長く失われていた賢治の音楽体験、詩創造の根源の“心象宇宙”を再生させる!


【編集担当からのおすすめ情報】
・賢治自身が死の床で聴いた「牧神の午後への前奏曲」を、賢治遺愛のレコードから再生。 賢治最晩年の心境に肉迫する。
・全16曲中、8曲までが世界初復刻。「運命」「田園」「新世界」など、賢治が耳にした クラシックの名曲が、80年の歳月を超えて追体験可能に。
・最新の資料調査に基づき賢治の生涯と音楽を描く、読み応え充分の解説本付き。

内容説明

全16曲中8曲が世界初復刻!80年の時を超え追体験する賢治詩創造の原点!賢治遺愛の『牧神の午後への前奏曲』を含む、全16曲156分の心象宇宙、交響!

目次

第1章 賢治とクラシック、運命の出会い
第2章 バンド演奏の鮮烈な明暗
第3章 賢治の聴いた3種の「運命」
第4章 詩「小岩井農場」と『田園』、西域幻想
第5章 詩「告別」のオルガンの高鳴り
第6章 ゴーシュの幻影を追って
第7章 『銀河鉄道の夜』の音楽
第8章 最晩年の心象、死を見つめて
第9章 とてもモダンな賢治の耳

著者等紹介

萩谷由喜子[ハギヤユキコ] [Nozawa,Christfer N.]
音楽評論家。専門は日本のクラシック音楽受容史と女性音楽史。中央区民カレッジ講師

佐藤泰平[サトウタイヘイ]
オルガニスト。作家。宮澤賢治研究家。宮澤賢治レコードの体系的蒐集家。賢治の音楽をめぐるコンサート活動でも知られる

野澤,クリストファ・N.[ノザワ,クリストファN.]
世界的なSPレコードの蒐集家。音楽史並びに音楽教育史研究家。『SPレコード』誌の執筆者としても知られ、ヴァイオリンやホイッスリングの演奏にも秀でた。2013年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ボル

9
宮沢賢治の作品に登場するクラシックの曲などが収められた冊子とCDセット。見出しには「このメロディーから・・・」「このリズムから・・・」「彼は豊かな詩を収穫し・・・」「生きる糧を得た・・・」となっている。CD曲は賢治が蓄音機とレコードを借りて聴いたとされている。故に当時の音源の録音された曲が並んでいる。この曲達を聴きながら、賢治の作品を楽しむ内容である。クラシックと賢治の特集の冊子も良く出来ていました。なお音については・・・蓄音機から出てきたような音ですので、現代の音質でないことは書き留めておきます。2020/01/13

yumi

2
付属の解説本を読みながら付属のCDを聴きました。レコードの音源ってこんな感じだったのか!この音を宮沢賢治さんは聴いていたのか!など感動。音楽からあの愛らしい擬態語の雰囲気も感じたような気もしました。宮沢賢治さんのことを知らない私でも楽しめました。彼はすごい人ですが、全身で音楽を楽しんで無邪気にはしゃぐ姿もあり、人間味を感じ身近に思うこともできました。自分はまだまだ知らないことだらけですが、追体験できて大満足です。2014/01/14

ナンシー

0
宮澤賢治が聴いたといわれる音源で当時の演奏が聴ける。解説も素晴らしい。2024/09/18

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