小学館文庫 プレジデントセレクト<br> 諦める力

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小学館文庫 プレジデントセレクト
諦める力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094700237
  • NDC分類 159
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「走る思想家」による人生戦略

「がんばれば夢はかなう」と信じて努力し続ける人を世間は賞賛する。しかし、夢がいつまでたってもかなわないこともある。それでも費やした時間を無駄にしたくないから、応援してくれる人の期待を裏切りたくないから、そして何より「逃げた」といわれたくないから、がんばり続ける……。その苦しさを誰よりも知っているトップアスリートの著者は、「やめる」を「選ぶ」と再定義して楽になったという。叶わぬ夢の呪縛から自由になるためには、世間の価値観ではなく自分の価値観で生きよ、と説いて大きな反響を呼んだベストセラー。新たに「暗黙のルール」「人が盲信するとき」「やめる練習」の3本のエッセイも入って待望の文庫化。

【編集担当からのおすすめ情報】
日本最速の侍ハードラーとして現役時代から陸上選手のなかでも突出した人気を誇る著者。10冊以上ある著作のなかでもっとも支持され、5万部(電子書籍含む)のベストセラーとなった。2018年8月現在、著者のツイッターフォロワーは46万人を超え、2020年の東京五輪に対する提言や、アスリート界でのさまざまな社会問題に対するコメントが注目されている。「子供に読ませたい」という親御さん、「生徒に読ませたい」という学校関係者からも反響の大きかった一冊。

文庫版のためのまえがき
はじめに

第1章 諦めたくないから諦めた
一八歳の決断
努力しても無理かもしれない
手段を諦めることと目的を諦めることの違い
「勝ちやすい」ところを見極める
憧れの人は自分の延長線上にいるか?
負け戦はしない、でも戦いはやめない
第2章 やめることについて考えてみよう
続けることはいいことなのか?
できないのは努力が足りないからか?
諦めないことの代償
応援してくれる人が責任をとってくれるわけではない
「せっかくここまでやったんだから」という呪縛
「今の人生」の横に走っている「別の人生」がある
他者の願望や期待に配慮しすぎていないか?
「あなたには向いていない」と言ってくれる人
「飽きた」という理由でやめてもいい
日本人の引退の美学、欧米人の軽やかな転身
やめるための「儀式」をしよう
ルールと締め切りは絶対に守る
迷ったら環境を変えてみる
何を「普通」ととらえるかで人生が変わる
第3章 現役を引退した僕が見たオリンピック
「勝てなくてすみません」への違和感
なぜ負けたかわからない
自分はどの程度自由か
論理ではなく勘にゆだねる
「負けて悔しいでしょう?」と聞くのは残酷か
「夢がかなう」人はごくひと握り
一意専心よりもオプションを持つこと
コーチを雇う欧米人、コーチに師事する日本人
第4章 他人が決めたランキングに惑わされない
「したたかなきれいごと」で存在感を出すイギリス
「勝っている状態」を定義する
「どっちがいいか」という選択を毎日意識的にしてみる
いつまでも自分で決められない人たち
選ばれるのを待つ人生か、自分で選ぶ人生か
積む努力、選ぶ努力
「俺的ランキング」でいいじゃないか
「陸上なんていつやめたっていい」と言い続けた母
どの範囲の一番になるかは自分で決める
金メダルは何の種目で取っても金メダル
AKB総選挙で生まれた「それぞれの物差し」
第5章 人は万能ではなく、世の中は平等ではない
不条理というものについて
生まれによる階級、才能による階級
あなたにとっての苦役は、あの人にとっての娯楽
「絶対に正しい」ものがあると信じているアメリカ人が苦手
「リア充」なんて全体の一〇パーセントもいない
「誰とでも」は「誰でもいい」と同じ
「オンリーワン」の落とし穴
アドバイスはどこまでいってもアドバイス
「あなたのためを思って」には要注意
第6章 自分にとっての幸福とは何か
高倉健さんはなぜヤクザ映画をやめたのか
計算、打算は戦略の基本
手に入れていくことの幸福、手放していくことの幸福
「バカヤロー、おまえがなれるわけないだろ」
「やめてもいい」と「やめてはいけない」の間
他者に対する期待値を低くする
世の中は平等ではないから活力が生まれる
モビリティを確保する
どうにかなることをどうにかする
暗黙のルール
人が盲信するとき
やめる練習
おわりに


為末 大[タメスエ ダイ]
著・文・その他

内容説明

「がんばれば夢はかなう」と信じて努力し続ける人を世間は称賛する。しかし、夢がいつまでたってもかなわないこともある。それでも費やした時間を無駄にしたくないから、応援してくれる人の期待を裏切りたくないから、そして何より「逃げた」と言われたくないから、がんばり続ける…。その苦しさを誰よりも知っているトップアスリートの著者は、「やめる」を「選ぶ」と再定義して楽になったという。かなわぬ夢の呪縛から自由になるためには、世間の価値観ではなく自分の価値観で生きよ、と説いて大きな反響を呼んだベストセラー。

目次

第1章 諦めたくないから諦めた
第2章 やめることについて考えてみよう
第3章 現役を引退した僕が見たオリンピック
第4章 他人が決めたランキングに惑わされない
第5章 人は万能ではなく、世の中は平等ではない
第6章 自分にとっての幸福とは何か

著者等紹介

為末大[タメスエダイ]
1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2018年9月現在)。現在は、スポーツ×テクノロジーに関するプロジェクトを行うDEPORTARE PARTNERSの代表、アスリートによる社会貢献を広げる一般社団法人アスリートソサエティの代表理事を務める。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきぽん

61
オリンピックがあったのでアスリートの書いた本を。世の中には成功者の「諦めずに努力すれば夢は叶う」のメッセージがあふれているけど、現実はそんな訳ないわけで、他にもマスメディアではオフレコの身もふたもないことが書いてある。しかし何かを選ぶことは何かを諦めることだ。現実に柔軟に対応し、前に進むための自己啓発本。2021/08/13

復活!! あくびちゃん!

7
「再読」ということに今気が付いた! 6年前に読んでいるのに新鮮に読めた(笑)。タイトルの『諦める力』は、「諦める」のではなく、「自分にとって何が有利かを選択する」力のこと。特にアスリートは、何も考えずガンガンやる人が多いが、(将来に向けて)どうしていくのかを考えて行動することは、その人の競技人生を変えると思うし、実際に昔と比べて、その様なアスリートが増えていると思う。私も(アスリートではないが)「よく考えて行動しなくては!」という戒めになりました。2022/07/05

うろん

6
読み終わるまで行きかなりの時間がかかってしまいました。 コロナ禍で仕事に追われたり、気持ちに余裕がなくなったり、自分が体調崩したりといろいろあってなかなか本に手が伸びなかったというのが正直あります。 そんな中でこの本に出あったと言うのは意味があるのかなあと思いますが、以前のような生活には戻れなくとも、自然に本に手が伸びるような生活には戻りたいなと思っております。2021/09/11

よし

5
400mハードル日本記録保持者の著者による人生論。「サワコの朝」での話に興味を持ち、手に取りました。自分の向き不向きを自ら見極め、場合によっては方向転換すべきという考え方は、スポーツの世界ではあまり聞いたことがなかったので新鮮でしたが、社会一般に同じようなこともあり、納得できる部分が多かった。「勝利条件」という考え方も興味深かったです。2020/07/19

Ryo Nishimura

5
超よかった。 成功は努力の賜物、とか今まで成功ばっかりしてきた人に読んでほしい一冊2019/01/26

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