出版社内容情報
歴史は過去から未来へのラブレターである!
日本は世界の中で最も好かれ、信頼されている国のひとつです。それは海外を訪れるとよくわかります。なぜ、日本人とわかると笑顔になる外国人が多いのでしょうか。なぜ、これほどまでに日本の製品〈メイド・イン・ジャパン〉が愛され続けているのでしょうか。その答えは先祖が築き上げてきた歴史の中に隠されています。
歴史を学ぶということは、年号や人物の名前を暗記することではありません。ましてや現代の価値観で出来事の善悪を判断したり、断罪することでもありません。私たち自身がその時代その時代を懸命に生きた日本人の〈真情〉を考え、先祖の〈声〉に耳を澄まし、彼らが未来である〈今〉を生きる私たちに託した〈心情〉とは何かに思いを馳せることです。
本書では、ペリー来航、吉田松陰、エルトゥールル号遭難事件、日露戦争、日米戦争、特攻、新幹線……など、知っているようで詳しくは知らない歴史の真実を明らかにしながら、日本とはどういう国なのか、そして私たちの先祖はその時代時代をどのような気持ちで生きてきたのかを見つめ直す、親から子の世代へ是非とも語り継いでいきたい歴史の本であり、新たな日本人論でもあります。
【編集担当からのおすすめ情報】
この本は、歴史の本であって、単なる歴史の本ではありません。
著者の佐藤氏は経営コンサルタントの第一人者として30年以上にわたって数多くの優良企業の経営相談に携わってきました。とくに定評があるのが人財の教育です。企業の目的は「永続性」にあるという信念のもと、歴史観、つまり歴史の中に観る日本の強さ・優れている点を学ぶことこそが企業の強さを生み出す根源であると唱えています。また、人間の教育は、歴史に学び、その歴史の中から未来に手渡す種を探し出すことであるとの考えから、今の日本という国を築き上げてきた先祖から、現代を生きる私たち日本人が受け継いだ特性とは何かを、わかりやすい言葉で教えてくれます。
この本『日本はこうして世界から信頼される国となった』は、学校の歴史の授業ではわからない歴史の〈本当のこと〉を知る面白さを伝えると同時に、日本人とは何か、なぜ日本はこんなにも世界から愛される国になったのかという秘密を、歴史から解き明かしてくれます。
そして、歴史とは単なる過去の出来事ではなく、今、そして未来ともつながっているものだということを教えてくれます。
読み終わった後、この国に生まれた喜びを感じると同時に、心から元気が出る本です。次の日本を担う子をもつ親御さんはもちろんのこと、会社や組織で人財教育に関わる方など幅広い人たちにおすすめできる一冊です。
内容説明
その時代その時代を懸命に生きた日本人の“真情”を考え、先祖の“声”に耳を澄まし、彼らが未来を生きる私たちに託した“心情”とは何かに思いを馳せる。ペリー来航、吉田松陰、エルトゥールル号遭難事件、日露戦争、日米戦争、特攻、新幹線…など、学校では教えてくれない歴史の真実を明らかにしながら、日本とはどういう国か、先祖はどう生きたのかを見つめ直す、親から子の世代へ語り継ぎたい一冊。
目次
歴史は過去からのラブレター
第1部 日本人の信頼(一八九〇年・エルトゥールル号遭難―「恩送り」を生んだ誠実さ;一九〇五年・日露戦争日本海海戦―敗者をも敬う立派な態度;一九五八年・ダットサン210北米上陸―挑戦し続ける気力;一七〇三年・赤穂浪士討ち入り事件―法を重んじる文化)
第2部 日本人の闘い(一八五三年・ペリー黒船来航―独立自尊の精神;一九一九年・人種的差別撤廃提案―信を通す勇気;一九四一年・日米戦争開戦―独立を貫く気概;一九五一年・マッカーサーの証言―証明された正当性)
第3部 日本人の学び(一九六四年・東海道新幹線開通―革新的な発想;一八五九年・吉田松陰死す―飽くなき勤勉性;一九四四年・特攻―祖国を守る心の叫び)
著者等紹介
佐藤芳直[サトウヨシナオ]
1958年宮城県仙台市出身。早稲田大学商学部卒業後、船井総合研究所に入社。20代から一躍トップコンサルタントとして圧倒的実績をあげる。2006年同社常務取締役を退任し、仙台で株式会社S・Yワークスを創業、代表取締役に就任。毎年日本各地で行われる「人財化セミナー」は多くの経営者や幹部、社員から熱烈な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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