出版社内容情報
マインドフルネスより効く幸福への近道
一日一度の“心の洗濯”で
悩みや怒りはスーッと消える。
1日10分。姿勢にこだわらない。瞑想状態は2、3秒でよい。
本当はむずかしくない《幸せの瞑想健康生活》のススメ。
《瞑想状態で得られる効用》
一、心の自然(子供心)を取り戻すことができる
一、悩みや心配事など嫌なことを忘れるのが上手になる
一、心が安定し、人生に安心感がひろがる
一、心の芯から生きる喜びが感じられる
一、自然治癒力が高まり、心身が健康になる
一、自分自身の良心の声が聞ける
一、自然と物事をプラス思考で捉えられるようになる
一、無限の生命力が心の奥からわき上がってくる
【編集担当からのおすすめ情報】
日本で独自の「心身統一法」を提唱し、東郷平八郎、ロックフェラー三世、松下幸之助、京セラの稲盛和夫、作家の宇野千代やプロ野球の長嶋茂雄など、数多くの著名人からが師事した中村天風についての本は、いまでも新刊書として出版され続けています。その多くは主に天風の積極思想に関する言葉に解説を加えたものですが、残念ながら天風を直接知らない方が書いているケースがほとんどです。しかし本書は違います。
本書の著者・沢井淳弘氏は、18歳のときに中村天風から初めてヨーガ式の瞑想法の指導を直接受けて以来、天風がお亡くなりになるまで、12年間にわたって薫陶を受けられました。
いわば直伝による貴重な教え・知識をもとに書かれたのがこの本なのです。
「瞑想」というと、一般的にはむずかしそうな、なにやら厳しい約束事で縛られているイメージを持つ方もいるかもしれませんが、決してそうではありません。天風式「瞑想法」は、実はだれにでも、かんたんにできるものです。そして、それを日々の生活の中で習慣化していくことで、想像を超えた“力(幸福感)”が身体のなかから湧き上がってくることを実感できるはずです。
どんな自己啓発書より、どんな健康実用書より、「1日10分の瞑想」こそが幸福への道であることを、この本はやさしい言葉でわかりやすく教えてくれます。
序章 瞑想の境地
第一章 瞑想とはなにか
第二章 瞑想の目的と効用
第三章 瞑想に関する医学の研究
第四章 瞑想の方法(一)……一点注視法
第五章 瞑想の方法(二)……一音傾聴法
第六章 瞑想の姿勢
第七章 瞑想と座禅の違い
第八章 ヨーガと禅のつながり
第九章 私の瞑想体験
第十章 瞑想の達人としての天風
終章 天風先生の思い出
沢井 淳弘[サワイ アツヒロ]
内容説明
瞑想がなにか特別なものと考えるのは間違いです。毎朝顔を洗うように、毎日の悩みや不安で曇ってしまった心を「洗ってあげる」のが瞑想です。瞑想が生活の中に習慣化されると、思ってもいなかったさまざまな効果が実感できるようになります。この本で、中村天風の直弟子である著者は、瞑想についての多くの誤解を解きほぐしつつ、天風直伝の具体的な方法を、自分自身の体験と重ね合わせながら、くわしく、わかりやすく解説していきます。瞑想は決してむずかしいものではないということをこの本で実感してみてください。
目次
瞑想の境地
瞑想とはなにか
瞑想の目的と効用
瞑想に関する医学の研究
瞑想の方法(一)―一点注視法
瞑想の方法(二)―一音傾聴法
瞑想の姿勢
瞑想と坐禅の違い
ヨーガと禅のつながり
私の瞑想体験
瞑想の達人としての天風
天風先生の思い出
著者等紹介
沢井淳弘[サワイアツヒロ]
1939(昭和14)年、大阪生まれ。京都大学英文科卒。京都産業大学名誉教授。18歳のときに「心身統一法」の創案者である中村天風(1876‐1968)からヨーガ式の瞑想を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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井月 奎(いづき けい)