出版社内容情報
GHQによる統治、主権在民・戦争放棄をうたった新憲法の制定、朝鮮戦争の勃発、日米安全保障条約の締結と西側との単独講和…。敗戦後、幾多の試練を乗り越え復興していく日本を活写します。
◆目次◆◆◆ 戦後民主主義とは何だったのか?はじめに? 日本降伏 降伏と日本国民/「国体」をめぐる日米の構想/敗戦直後の混乱 民主化政策と旧支配体制の解体 占領方式の確定/東久邇内閣と民主化指令/「民主主義の占領」 民主主義運動の開幕 組織化はじまる/民主主義文化の簇生/憲法論議と天皇人間宣言/民衆人民戦線運動と公職追放 「民主革命」運動 食糧危機/憲法改正草案要綱/政治的空白期 新憲法制定 憲法制定議会/極東裁判の開始/経済改革/六・三制の発足 二・一スト 労働戦線の分裂/十月闘争/二・一ストの挫折 占領政策の転換 冷戦の開始/片山内閣/芦田内閣と昭電疑獄 保守政権の確立 第二次・第三次吉田内閣/ドッジ=ライン/沖縄の永久基地化/平和運動 朝鮮戦争 社共両党の分裂/朝鮮戦争勃発/レッド=パージと追放解除 サンフランシスコ講和条約 「単独講和」の促進/全面講和運動/サンフランシスコ講和会議 小学館ライブラリー版刊行にあたって 参考文献 年表 索引
内容説明
現代日本の民主主義、政党政治、労働組合、経済構造、安全保障、自衛隊、天皇、そして憲法、それらすべてがこの時代に規定され、現在に引き継がれた。戦後50年、日本の選択を考える現代人に必読の一書。
目次
戦後民主主義とは何だったのか―はじめに
日本降伏
民主化政策と旧支配体制の解体
民主主義運動の開幕
「民主革命」運動〔ほか〕
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富士さん