出版社内容情報
奈良盆地に突如出現した巨大な前方後円墳とは。4世紀から大化の改新にいたるまでの謎の世紀を、新しい発掘成果と文献を駆使して新たな考察を加えます。
目次 古代史への招待?はじめに 巨大古墳の出現 最初の王墓/古墳の葺石と造営/古墳の種類と構造 ヤマトの王墓 巨大集落の発見/オオヤマト古墳集団/三角縁神獣鏡をめぐって ヤマトの範囲 大和・河内連合王権 佐保川流域の開発/ワニ氏を追って/馬見古墳群と室大墓 河内の二大古墳群 古市古墳群と土師氏/応神陵の被葬者/モズ古墳群と大山古墳 二大古墳群と対外交渉 ワカタケルとその時代 鉄剣銘文の発見/斯鬼宮と泊瀬朝倉宮/画期としての雄略朝 存在しなかった河内王朝 河内王朝論/大伴氏と忍阪遺跡/物部氏と石上神宮/倭の屯田と三輪山祭祀/曽我遺跡と雄略陵 王権の動揺 吉備氏の反乱/瀬戸内航路と出雲街道/古代の大王と女帝/オケ・ヲケ王の物語 継体新王朝の成立 平群氏と大伴氏/息長氏の勢力/画像鏡の銘文をよむ/継体の擁立基盤 国家意識の形成 磐井の乱/継体・欽明朝内乱/思想・文化の導入 飛鳥の春秋 女帝の登場/真神原の寺と宮/聖徳太子の登場/斑鳩の勢力 >大発見の陰に?おわりに? 小学館ライブラリー化にあたって 基本資料一覧 参考文献 年表 索引
内容説明
大和に突然つくられた大古墳・箸墓古墳の主は?奈良県桜井市の纏向遺跡は邪馬台国か?稲荷山古墳出土の鉄剣銘文を解読し、倭の五王や聖徳太子の実像にせまるなど、古代史学者が謎の4~7世紀に挑戦する。
目次
古代史への招待―はじめに
巨大古墳の出現
ヤマトの王墓
大和・河内連合王権
河内の二大古墳群
ワカタケルとその時代
存在しなかった河内王朝
王権の動揺
継体新王朝の成立
国家意識の形成
飛鳥の春秋
大発見の陰に―おわりに
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