小学館ライブラリー<br> 源氏物語への招待

小学館ライブラリー
源氏物語への招待

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  • サイズ A6判/ページ数 297p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094600940
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0393

出版社内容情報

千年も読み継がれてきた古典中最高傑作の魅力を、あらすじや、主人公・光源氏の人間性などから解説。千年の悦楽を味わうための入門書。

1000年前に書かれた日本の不朽の名作「源氏物語」ほど、多くの読者を得ている作品はないだろう。しかしまた、これほど難解で、さらに膨大な長さのため、とっつきにくい作品も少ないと思われる。本書は、「源氏物語」を読んだ読者、今読んでいる読者のみならず、これから読んでみたいと思っている人々にかなり有効である。二部構成で、前半では、「源氏物語」についての基礎知識をまとめている。あらすじ、作品の価値、主題と構想、主人公光源氏の人間性、作者紫式部の生涯、文章の特徴など「源氏物語」の世界を分かりやすく解説する。 後半では、さらに発展させて、「源氏物語」に関する諸問題を11のテーマにしぼって掘り下げた論を展開する。光源氏のモデルは? 登場人物の個性、作中和歌の技法、光源氏と女性たちとの恋愛関係の実体、完結か未完結か?など、各時代にわたって源氏学者の間で争われてきた論点を一般の人に噛みくだいて説く。 長年の源氏研究から導かれた、著者一流の忌憚のない口吻は、硬派・軟派を問わず、多くの源氏ファンの関心を喚起するだろう。

内容説明

前半の「源氏物語の世界」は、作品のあらすじ、主人公光源氏の人間性などを解説。後半の「源氏物語を探る」は、脇役たちの役割など、読者のより一層深い作品理解を促す。

目次

源氏物語の世界
源氏物語を探る(物語の時代設定;ユーモアの諸相;引歌・引詩の技法;愛のかたち―「もののまぎれ」の実体;宮廷行事の役割―行幸について ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫暗

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「源氏物語」を全く知らない人向けというには引用があまりにも多いし、とはいえ、「源氏物語」を読み終わった人向けというにはあまりにも入門書な気がして、個人的には微妙なライン上の一冊でした。今更それを指摘するのかと思ってしまうのは、初出が92年だからでしょうか…。「源氏物語」はもう読んだけど、より一層理解を深めたい、でも専門書はちょと腰が引けるという人に一番向いているかも。2012/01/09

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