出版社内容情報
金糸魚(いとよりだい)含嗽(うがい)心太(ところてん)…。間違って読むと恥をかく難読語を字源・語源にさかのぼって詳しく解説。地名や人名も収録して楽しく難読語がわかる、日本語再発見の一冊。
●本書は、難読語を中心に、難読地名、難読姓氏など約3000項目を集め、読みや解説を付してまとめたものである。全体を三部構成とし、以下のように分類した。 第一部、植物、動物、鳥、魚、貝。 第二部、からだにまつわる語、こころにまつわる語、飲食物/衣類・織物、道具・調度、生業・職業、玩具・遊び、建築物・場所・地形、自然・時候、色名、芸能、色里、神道関連、仏教関連、雑々、男と女、法律用語、カタカナ語の当て字、動詞・形容動詞・副詞。 第三部、日本の地名、カタカナ語の漢字(国名、外国の地名・呼称・外国人の人名)、日本人の姓氏。 各々の語にその字源や語源などを示し、難読語の成り立ちや背景を楽しみながら理解できるようにした。また、参考として「言葉あそびの歌」「大相撲力士名」「歌舞伎の外題」などユニークなものも収録。なお、巻末には、五十音索引と画数引き索引の二種を付して、検索の便をはかるとともに、読後の実力チェックにも利用できるようにした。