小学館ライブラリー<br> 女たちの八月十五日―もうひとつの太平洋戦争

小学館ライブラリー
女たちの八月十五日―もうひとつの太平洋戦争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A6判/ページ数 327p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094600681
  • NDC分類 916
  • Cコード C0321

出版社内容情報

女性たちにとって戦争とは何であったのか。娘として妻として母として、内地にそして外地で過ごした、女流作家21人のそれぞれの戦争体験記。戦争のもつ非人間性と平和の尊さを訴えます。

目次 ●勤労動員 重兼 芳子 十七歳の特攻隊 郷 静子 戦時下の女学生 ●教師として 大村 はま 千人針と学校工場 石牟礼道子 赤い苦瓜 ●戦時下の結婚 佐藤 愛子 坩堝の中の女たち 萩原 葉子 苦しかった毎日 ●飢餓と耐乏 葦原 邦子 ヒロシマを歌いたい 戸塚 文子 飢えの記憶 松谷みよ子 軍国少女の敗戦 ●学童疎開 中川李枝子 家族一緒に暮らしたい ●疎 開 早船 ちよ 本を焚く ●官憲とのたたかい 山代 巴 仲間づくりと戦争 ●空 襲 高木 敏子 父、母、妹を失って ●ヒロシマとナガサキ 竹西 寛子 時の縄 林 京子 九日から十五日へ ●その日八月十五日 住井 すゑ 愛する故に戦わず ●引揚げ 藤原 てい 新京脱出 吉田 知子 父を残して引揚げる ●戦後の窮乏 田中 澄江 ゆきてかへらぬ 上坂 冬子 敗戦で得たもの ●次の世代へ 大庭みな子 私をこう言わせるもの 著者紹介

内容説明

女たちにとって戦争とは何であったのか。娘として妻として母として、内地にそして外地に過ごした太平洋戦争の日々を振り返り、戦争のもつ非人間性と平和の尊さを訴える、次世代へ向けた胸迫るメッセージ。

目次

十七歳の特攻隊
戦時下の女学生
千人針と学校工場
赤い苦瓜
坩堝の中の女たち
苦しかった毎日
ヒロシマを歌いたい
飢えの記憶
軍国少女の敗戦
家族一緒に暮らしたい〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sayako_kyoto

1
「普通」の戦争体験回顧録である。「普通の女たち」の素朴な感情こそリアリティを持って受け継いでいくべきだと私は思っているので、その点はすごく良かった。15人くらいの書き手による本で、切実な話も多いが、結構笑える話もある。竹西寛子氏の文章のキレにしびれた。みんな本当にがんばって生き延びたんだと思うと、政府や役所があれしてくれないこれしてくれないなんて嘆く時間がバカバカしくなる。2011/08/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2096401
  • ご注意事項

最近チェックした商品