小学館ライブラリー<br> 四谷怪談の女たち―子殺しの系譜

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四谷怪談の女たち―子殺しの系譜

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  • サイズ A6判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094600414
  • NDC分類 912.5
  • Cコード C0395

出版社内容情報

「四谷怪談」の、お岩、お袖、などの行動や心情を通して、日本の大衆演劇に登場する女たちの、ゆがんだ愛情表現を考察し、日本的親子関係の功罪をえぐります。

目次 序章 お岩、赤子を食い殺す 一 四谷怪談はどんな芝居か 二 お岩の人間関係?家族と女性 第一章 家の内の親子像 一 浪宅でなく赤子 二 お熊のいらだち 第二章 義士の構図 一 小平と又之丞 二 義士と不義士 三 義士と下僕 第三章 身替わりの子ども 一 小平と宅悦 二 身替わり劇?美徳への参加 三 子どもの抵抗 第四章 捨子の運命 一 お袖と直助 二 捨子と親の再会 三 捨て子の兄妹相姦 第五章 わが子殺しの系譜 一 お岩と伊右衛門 二 累と桜姫 三 趣向の違い 第六章 亡霊の報復 一 報復された人たち 二 報復の社会性 三 女のレジスタンス 終章 現代と四谷怪談 解説  鳥越文蔵 あとがき

内容説明

鶴屋南北の名作『四谷怪談』に登場するお岩やお袖など女性たちの行動や心情を通して、現代につながる日本人独特の家族関係を、教育界最前線の著者がみごとに分析します。明日の家族体制の行方を占う必読の書。

目次

序章 お岩、赤子を食い殺す
第1章 家の内の親子像
第2章 義士の構図
第3章 身替わりの子ども
第4章 捨子の運命
第5章 わが子殺しの系譜
第6章 亡霊の報復
終章 現代と四谷怪談

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