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出版社内容情報
待望のSS集第2弾は、文庫本で登場!
学祭が終わった翌日。
俺たち応援団の中心メンバーは蛸九に足を向ける。いわゆる学祭の打ち上げってやつだ――。
「それではみなさん、かんぱーい!!」
夏が終わり、秋が終わる。それでも、俺たちの軌跡はいつまでもここにある。
5~9巻までの特典SS、コミックスSS、さらには9巻後の書き下ろし短篇「長く短い祭りのあと」を収録。
何度も読み返したくなる、夏めく日々の記憶。
【目次】
内容説明
学祭が終わった翌日。俺たち応援団の中心メンバーは蛸九に足を向ける。いわゆる学祭の打ち上げってやつだ―。「それではみなさん、かんぱーい!!」夏が終わり、秋が終わる。それでも、俺たちの軌跡はいつまでもここにある。5~9巻までの特典SS、コミックスSS、さらには9巻後の書き下ろし短篇「長く短い祭りのあと」を収録。何度も読み返したくなる、夏めく日々の記憶。
著者等紹介
裕夢[ヒロム]
福井県出身、東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
5~9巻までの特典SSやコミックスSS、さらには9巻後の書き下ろし短編「長く短い祭りのあと」を収録したSS集第2弾。悠月と陽の関係、朔と優空の関係、悠月の内面描写や朔との関係、明日風と奥野先輩、夕湖と母のやりとり、悠月と夕湖、朔と悠月&陽、陽と亜土夢、海人を訪れる健太&和希、優空と明日風、悠月となずな、明日風の心情描写、陽と舞、優空と夕湖、明日風と夕湖、明日風と悠月、陽と優空、紅葉と各ヒロインたちとのやりとりなど、SSで描かれる当時の情景を掘り下げるような描写があって書き下ろし短編もなかなか良かったです。2025/08/19
しゃお
19
店舗特典やコミカライズ版の特典SSを集めたものに書き下ろしを加えたSS集。集めるのも大変だし、そもそも集めていていないものにとってはこうやって一冊にまとめてくれるのは単純にありがたい。そしてSS集だからといって、いや、だからこそ各ヒロインにフォーカスされて濃厚なものを感じます。学年が違う事で思い悩む明日姉に答えを返すような紅葉。その思いと考え方、そして覚悟にハッとさせられるものが。もちろん他のヒロインたちの姿も印象的で、推しはもっと推したくなり、そうじゃなかったヒロインも応援したくなること間違いなしです。2025/08/25
霧月
12
読了。特典SSをまとめた短編集。本編最新刊後の書き下ろし短編もあった。あとがきに著者自身で書かれてたけど、一年待って本編じゃないの?!と思ったけど特典SSが読めるのは嬉しい(笑)10月からのアニメは楽しみな反面、映像化は難しそうと言われてるので不安でもある。独特な空気感が損なわれなければいいけど。なんだか不安定なまま進んでる物語だけど、大団円はあるのだろうか?皆が報われる終わりが見えない。次は修学旅行なのかなー?また一年先なのだろうか(笑)2025/08/27
れっちん
9
各専門店のSSと書き下ろし中編SSで構成された短編集。 で、この本のすごいところは「SSであってSSにあらず」。 ショートストーリーというより、物語の解像度を広げるサイドストーリー集なんだよな。 「あの時」の出来事が新たな視点で広がっていく。 そんな素敵な一冊。 個人的ベストは『白のドレス、黒のドレス』(8巻メロンブックス特典)。 この話には参った。完全に降参。 2025/08/21
椎名
7
コミカライズや店舗特典のSSを纏めた短編集。一本ずつは短くともこうしてまとめられるとしっかり一冊分ある上に、内容も彼ら/彼女らにとって大切な物語のワンシーンだ。なかなか揃えられないものも多いので本当に助かる。どれも良かったのだが全体的に明日風周りが印象的で、紅葉も同様ではあるが一人だけ別の学年で、一人だけ少しだけ違うポジションにいることが弱みにも強みにもなることがより強調されていたように思う。いなくなってしまう人は追いかけたくなる、というのは至言だなあ。あと紅葉の好きな音楽が良過ぎた流石に。2025/08/23