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出版社内容情報
立ち向かうは、“災厄”の謎
“人外の仕業”と噂される事件の謎を解くことで、怪異を封じる力を持つ混河葉介。
葉介は、幼馴染が怪物へと変貌した“災厄”の事件の真相を求め、“怪異を管理する”混河家の一員として、さまざまな謎を解き明かしてきた。
葉介は、義父にあたる混河家の当主が亡くなったという一報を受け、義妹の夕緋・由芽・瑠佳の3人とともに混河本家に向かう。当主は、当時混河家にいた兄弟姉妹たちの誰かに殺害されたらしく、葉介はその犯人探しを任される。
容疑者は、“悪魔”の力を持つ長男・純夜、“ドラゴン”の力を持つ長女・衣吹、“狼男”の力を持つ次男・玖郎、“ゴルゴン”の力を持つ次女・静、“風神雷神”の力を持つ三男・心絃、“雪女”の力を持つ三女・零胡の6人。
さらに、当主の遺体を調べると、葉介が追い続けてきた “災厄”の事件の被害者たちと同じ特徴が見つかりーー。
ワケあり【兄×妹】バディが挑む新感覚ミステリ、堂々の完結巻!
内容説明
“人外の仕業”と噂される事件の謎を解くことで、怪異を封じる力を持つ混河葉介。葉介は、義父にあたる混河家の当主が亡くなったという一報を受け、義妹の夕緋・由芽・瑠佳の3人とともに混河本家に向かう。当主は、当時混河家にいた6人の兄弟姉妹たちの誰かに殺害されたらしく、葉介はその犯人探しを任される。さらに、当主の遺体には葉介が追い続けてきた“災厄”の事件の被害者たちと同じ特徴があり―。ワケあり“兄×妹”バディが挑む新感覚ミステリー、堂々の完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
怪異を管理する混河家の一員として様々な謎を解き明かしてきた葉介。混河家の当主が亡くなったという一報を受け、義妹たちとともに混河本家に向かう第3弾。状況的に当主は当時混河家にいた兄弟姉妹たちの誰かに殺害されたらしく、その犯人探しを任されることになった葉介。さらに当主の遺体を調べると、葉介が追い続けてきた災厄の事件の被害者たちと同じ特徴が見つかり、今回の事件と繋がっていることが明らかになる展開で、災厄に変貌した幼馴染に向き合い、3人の義妹たちにも助けられながら大切なものを取り戻した結末はなかなか良かったです。2024/11/18
燃え尽きタコ
12
1巻2巻とは違ってミステリーとしての面白さは余り強くないけど、混河家を舞台とした家族の物語としては理想的な種明かしシーン三連続でした。だーいだんえん!2025/03/07
真白優樹
10
本家にて義父が何者かに殺され、兄姉たちを容疑者として推理する事になる最終巻。―――災厄の裏、そこに秘めるは悪意なき気持ち。 義父の遺体に、災厄の被害者と同じ特徴があった事で、あの日の災厄の謎へと繋がっていく巻であり、朔と自分が巻き込まれて生き延びた災厄の謎も解き明かす、全ての真実が一本の線で繋がり、最後の解体となる巻である。大切なものも取り戻し、怪物のいない日常へ。いつか喰われるかもと言う危惧を抱きながら、それでも怪物を愛する日常へ。愛する怪物との生活が平和でありますように。 うん、面白かった。2024/11/19
ジャム
6
怪物になってしまった者たちを謎を解くことで人間に戻しその度に妹が増えていくラノベミステリーシリーズが3巻で完結!最後は怪物のお兄様お姉様も全員集合でさらに怪物になってしまった幼馴染もついに登場する正にオールスター感謝祭的な内容でシリーズのすべての謎が解かれ露わになっていく家族愛が描かれていく様が心地よかったです!2024/11/30
椎名
6
完結。できるならもっと読んでいたかったので悔しい。次回作にも期待したい。2024/11/30