ガガガ文庫<br> 嫉妬探偵の蛇谷さん

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ガガガ文庫
嫉妬探偵の蛇谷さん

  • 野中 春樹【著】
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  • 小学館(2024/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094532029
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

嫉妬が嘘をあぶりだす、学園青春探偵物語

蛇谷さんは、おかしい。
「ああ、本当に――妬ましい」
蛇谷カンナ。園芸部所属。美しい花を憎み、雑草の惨めさを愛する女。
黙っていれば怖ろしいほどの美人なのに、口を開けば怒涛の毒舌。
好きなものより嫌いなもので自分を語りたい。
その行動原理は全て――「嫉妬」。

こんな残念すぎる先輩と、どうして一緒に行動する羽目になっちゃったんだろう?
答えはひとつ。
嫉妬深くて攻撃的すぎるがために、他人の嘘や悪意を見抜いてしまう蛇谷さんのそばにいられるのが、どうしても「嘘」がつけなくて、本音がなんでも顔に出てしまう僕だけだから。

蛇谷さんが好きなのは、惨めな人、馬鹿な人、自分より下な人、嫌われ者、そして。
犯人――悪者のいる謎。

学校で起こる様々な「謎解き」に立ち向かう蛇谷さんの動機はもちろん嫉妬で、その目的は悪者を追い詰め、知的に拷問すること……なのだけれど。
ぜんぜん尊敬もできないけれど。
それでも僕は、このおかしな先輩のことを――カッコいいと思ってしまうのだ。

青春は、綺麗ごとでは終われない。
嫉妬で嘘をあぶりだす、学園青春""探偵""物語。

内容説明

「ああ、本当に―妬ましい」蛇谷カンナ。園芸部所属。美しい花を憎み、雑草の惨めさを愛する女。黙っていれば怖ろしいほど美人なのに、口を開けば怒濤の毒舌。好きなものより嫌いなもので自分を語りたい。行動原理は全て「嫉妬」。学校の様々な「謎」を解く蛇谷さんの動機はもちろん嫉妬で、その目的は悪者を追い詰め、知的に拷問することなのだけれど。ぜんぜん尊敬はできないけれど。それでも僕は、このおかしな先輩のことを―カッコいいと思ってしまうのだ。青春は、綺麗ごとでは終われない。“嫉妬”で嘘を暴く、学園青春“探偵”物語。第18回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

37
いや、何かにつけて「妬ましい、妬ましい」と言う蛇谷さんが実にカワイイな。そんな他人の心情を全てを疑い「嫉妬」してしまう蛇谷さんと、『嘘がつけない』体質ゆえに彼女から信頼を得ることになる主人公・野水くんのボーイ・ミーツ・ガール青春作品。学園内で起こる事件に蛇谷さんが野水くんとともに挑む日常系学園ミステリですが、クセのあるサブキャラたちの言動が作品を大いに盛り上げていて、"キャラもの"としても楽しめる作品でした。続きが気になる期待の新シリーズです。2024/10/29

よっち

33
園芸部に所属する嫉妬まみれの女子高生・蛇谷カンナ。小森先生に引き合わされて園芸部に所属する後輩・野水が彼女に振り回される青春ミステリ。嫉妬深くて攻撃的すぎるがために、他人の嘘や悪意を見抜いてしまう蛇谷と、嘘がつけなくて本音が顔に出てしまう野水のコンビが挑む、謎の匂いと校舎裏で倒れていた女子高生、盗まれてボロボロのポーチ、突如原因不明の出火をした鞄といった謎に挑む展開で、偏狭で不器用ゆえになかなか面倒くさい蛇谷先輩が、素直な野水や物怖じしない幼馴染の青山先輩の存在に救われている構図がなかなか良かったですね。2024/09/17

わたー

27
★★★★★面白かった。他人を嫉妬せずにはいられないヒロインを探偵役に、思ったことが顔に出ることで嘘を吐くことができない主人公を助手にしたライトミステリ。学校を舞台にした日常系ミステリと呼ぶには、起きている事件が犯罪まがい、というかただの犯罪と思えるものばかりだったが、探偵、犯人ともに行動の奥に「嫉妬」という昏さが含まれていたので納得、というか寧ろこの程度で済んでよかったなと。狂言回しである主人公とヒロインの掛け合いも軽妙で、シリアス一辺倒になりがちなところをマイルドにしてくれていたのも良かった。2024/09/24

和尚

23
最初の入りから面白い物語でした。 蛇谷さんのキャラがとても良いですね、主人公のツッコミも読んでて同感でとても良い。 そして主役の二人の良さのみならず、文章のリズムも謎解きも面白かったです、章の間の推理メモも絵と共に好みでした。 シリーズとしても続いていけそうな本作、他のお話も読んでみたいですね、おすすめです!2024/09/19

真白優樹

17
とある高校の園芸部に属する、嫉妬が全ての原動力の少女が嘘がつけぬ少年をお供に、学内の事件を解決する物語。―――醜き感情が暴くは、綺麗ではない裏の思い。 何気ない事件の中、隠れている人の黒い思い。それを暴き出し知的拷問にかけ散々にこき下ろしていく物語であり、人間の本性を暴き出していく中で二人の関係が特別になっていく、中々ハードめな真実のある、読みやすく面白い物語である。一つの事件が繋がって明かされるのは一繋ぎ。その先に、二人の関係は変化していったりするのだろうか。 次巻も是非読みたいものである。2024/09/18

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