- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ガガガ文庫
出版社内容情報
裕夢[ヒロム]
著・文・その他
raemz[レームズ]
イラスト
内容説明
「1年5組の望紅葉です。よろしくお願いします」夏休みが明けて、九月。藤志高祭に向けた準備が始まった。校外祭、体育祭、文化祭が連なる、高校生活でもとびきり華やかなイベントだ。俺たちは青組の応援団に立候補し、グループパフォーマンスを披露する。縦割りチームで3年代表として明日姉が、そして1年からは陸上部の紅葉が参加することになった。夏でも秋でもない、あわいの季節。俺たちは時間と追いかけっこしながら、おだやかな青に染まっていく―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
67
正直あとがきにあるような内容だった。朔は朔なんだけどなんか違うんだよな。なんか分厚いだけの巻な気がするのに更に次に繋がるような終わり…これはどう表現すればいいのだろうか?少しずつ朔らしさがなくなって周りの話になりつつある。チラムネはこう言う物語じゃない気がするんだけどなぁ。 ただこれは自分が思ってるだけであってこれが好きな人もいるのかもしれない。なのであくまで自分は目線です。2023/07/01
海月
65
前回はサラサラと読んでたのであまり楽しくないなーって印象だった。だからこそ読み直そうと思い再読したんだけど、きちんと読むと紅葉の当たり前のこと言ってるんだけど悪っぽい感じがすごく物語を加速させてるなと。6巻までが仲間のヒロイン一人ずつだったのに対して今回は確かに紅葉回なんだけど全員への対峙と変わらなきゃいけないのをヒシヒシと伝えてくるこの感じ。改めて読むと結構すごい楽しい作品なのかも知れない。2024/04/04
オセロ
39
夏休みの一件以降、恋に臆病になってしまった朔達が体育祭で応援団を組むことに。 明日姉と後輩の望紅林も応援団に加えて合宿を行う中で見え隠れする紅林の思惑。 個人的に今回の朔は今までに比べて優柔不断に思えましたし、紅林の考えも透けていましたが、そんな紅林の真剣な想いに焚き付けられたあるキャラクターが、停滞を振り切った先に何を見せてくれるのか楽しみです。2022/08/20
よっち
39
夏休みが明けて九月。校外祭、体育祭、文化祭が連なる藤志高祭に向けた準備が始まり、千歳たちは青組の応援団に立候補する第七弾。夏休み明けに心機一転変化を感じさせた夕湖。3年代表として明日姉、1年から紅葉が参加して、応援団でグループパフォーマンス披露を目指すことになったチーム千歳。後輩キャラを上手く活かす紅葉の存在が様々な波紋を投げかける展開でしたけど、その真っ直ぐな指摘がもう曖昧な現状維持のままではいられないことを突きつけましたね…これで覚悟を決めた彼女も、他のヒロインたちの動向も気になるところではあります。2022/08/17
confusion_regret_temptation
23
俺ガイルのいろはすを10倍濃縮したような後輩新キャラが登場、引っ掻き回して次回に続く・・・。けど、まあスーパーヒロイン夕湖ちゃんがラスボスになるんだろうなと勝手に次巻の想像をしてみる。高校二年生という青春時代は誰にでもあってそれなりに輝いていたとは思うけど、この過剰なまでの輝きはキザったらしくもあり羨ましくもあり。まあ好きなんですけども。2022/08/19