ガガガ文庫<br> 呪剣の姫のオーバーキル―とっくにライフは零なのに〈4〉

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ガガガ文庫
呪剣の姫のオーバーキル―とっくにライフは零なのに〈4〉

  • 川岸 殴魚【著】
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  • 小学館(2022/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094530674
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

辺境軍と変異魔獣軍が全面衝突!

メッソル率いる変異魔獣軍が辺境府メルタートを襲来。

最悪の脅威を前に、テアは蟲の王ナアスの殻と神代のルーンを使った屍喰らいの対メッソル用新形態を完成させ、シェイと共に戦場に臨む。しかし辺境軍の前に、メッソルによって魔獣へと作りかえられたかつての英雄達が立ち塞がり、戦況は熾烈を極める。
苦戦を強いられる中、辺境の命運を背負ったシェイはテアの新屍喰らいを手に、メッソルとの因縁の決着に臨むが!?

古の力が目覚めしとき、物語は神話の舞台へ――
オーバーキリングスプラッターファンタジー、終末の第4巻!

内容説明

メッソル率いる変異魔獣軍が辺境府メルタートを襲来。最悪の脅威を前に、テアは蟲の王ナアスの殻と神代のルーンを使った屍喰らいの対メッソル用新形態を完成させ、シェイと共に戦場に臨む。しかし辺境軍の前に、メッソルによって魔獣へと作りかえられたかつての英雄達が立ち塞がり、戦況は熾烈を極める。苦戦を強いられる中、辺境の命運を背負ったシェイはテアの新屍喰らいを手に、メッソルとの因縁の決着に臨むが!?古の力が目覚めしとき、物語は神話の舞台へ―オーバーキリングスプラッターファンタジー、終末の第4巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

52
完結巻。主人公テア・コルビの成長がはっきりわかって感慨深い。メッソル率いる変異魔獣軍襲来、ということで思いっきり最終決戦突入。パーティーとしての活躍場面が多かったし、シェイが屍喰らいを武器に暴れ回るので上がるものがある。今回は展開上、シリアスだったが過剰なグロ描写の方は健在。最終ページのレリーフの画像は、伝説になった感があるね。このシリーズはこれで終わりだけれど、川岸先生の次作気になる。あとがきで著者がふざけたがっているのをみると、今度は全面的なコメディーが読みたくなった。とにかく新作お待ちしております。2022/06/24

のれん

10
B級アクションファンタジー完結巻。 最後ということもあり山場のためのピンチからフルスロットルまで丁寧な構成。 相棒たちの因縁や野望の一歩を叶えたラストは綺麗なものだが、意外だったのが二人にラブコメ要素が一切なかったこと。命と夢を懸けられるほどの相棒であると信頼感だけが成長していくのは中々珍しい。 ただ欠点としては、相棒の関係が綺麗すぎたこと。互いの力量を把握して迷うことがないが、揺らぎが一切出ず、関係の起伏が乏しかったのは残念。真面目過ぎということかも。 コメディと半々でやるのが丁度いいのかもしれない。2022/05/18

真白優樹

9
着々と決戦の準備が進み、最後の平和な日常も描かれる中、メッソルとの最終決戦が始まる最終巻。―――呪いを重ねて突き立てろ、全てを終わらすただ一撃を。 正に命がけ、誰も彼もが簡単に散っていく中で、それぞれの思いがぶつかり合う決戦が描かれる今巻。簡単に勝てる相手ではない敵に、信じあう二人が心重ねて立ち向かう巻であり、最後まで熱さに満ちたままに駆け抜けていく巻である。失ったものは多く、傷ついたものはもっと多い。それでも生き延びた者に明日はある。全てを終え何も持たず旅立つ先、そこにあるのは無限か。 うん、面白かった2022/05/19

木倉兵馬

3
グロ&ギャグ方向にハンドル切りっぱなしのシリーズ、最終巻。今回はグロ&シリアスでしたが、そもそもある一定以上グロいと却って笑えてくるので(映画モータルコンバットとかモンティ・パイソンのサラダの日とか)ギャグ抑えめでも満足です。次回作も期待したいですが、どうなることやら……。2022/05/31

emopit

1
最終巻。 読み終えると、もっと読みたいと思うし、何て的確な読ませ方をさせてくれるのかと驚く。 面白かったなぁ!!2022/06/22

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