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出版社内容情報
雨森 たきび[アマモリ タキビ]
著・文・その他
いみぎむる[イミギムル]
イラスト
内容説明
夏休み後半。たまたま喫茶店でだべっていた俺と八奈見は、驚くべき光景を目にする。焼塩と、その思い人である綾野が2人きりで会っていたのだ。さらには、2人を尾行する綾野のカノジョ―“勝ちヒロイン”朝雲千早ともニアミスしてしまう。「私は光希さんと焼塩さんの浮気を疑っています」あれよあれよと巻きこまれた俺たちは、朝雲とともに真相を探ることに。焼塩にかぎってそんなことはと思う。でも、2人きりのときの、あの想いがにじんだ顔は―。はやくも人気沸騰の負け確ラブコメ、待望の第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
89
負けヒロインの陸上少女・焼塩檸檬をフィーチャーした今回。たとえ振られても、まだ好きな振った相手と負けた相手との関係が無くなる訳ではない。そんな恋の後のお話し。檸檬が自分の気持ちと折り合いをどうやって付けていくのか。何のかんの言いながら、温水くんの活躍が光る今回でした。それにしても、マケインその1の八奈見さんの自己主張が激しくて、しんみりしがちな展開に笑いを添えているのが良いですね。2021/11/21
ナギ
57
前巻であまりスポットの当たらなかった焼塩巻。負けてもなお輝く。が素直な感想です。八奈見はまだ略奪愛に賭けているようだが、焼塩はスッキリと自分の気持ちを整理出来たようですね。まだ影響されて略奪に走るかは謎ですが、かなわない恋という物は美しいままそこに存在するんです。それを悲しいと表現するか美しいと表現するかは見る人次第。主人公に惚れるという選択肢はないのかな?負けヒロイン集まったらハーレムになっていたんだが!?みたいな展開になったらそれはそれでシリーズ化できちゃいますね。2022/11/11
星野流人
56
恋に破れた負けヒロインたちの物語、2冊目は夏休み、そして焼塩檸檬の恋物語の延長戦。想いを告げないままに“言わなかった”だけで負けヒロインになった檸檬が、改めて想い人と向き合う切ないエピソードでした。一方でコメディパートも相変わらず楽しく、ラブコメとしてかなり優秀です。ヒロインみんな可愛いし、会話のやりとりがおもしろいので、この調子でどんどん負けていきましょう。地下資源館に遊びに行ったときの、気合が空回りしてる八奈見がとてもかわいかったです。本当に、なんで、こんなかわいいのに彼氏できないのかね八奈見さん……2021/11/25
オセロ
56
個人的に1巻は若干物足りなさを感じましたが、この2巻ではコミカルなやり取りの中に負けヒロインの魅力が存分に描かれていました。 そんな今巻では檸檬が好きだった相手の綾野光希と一緒にいるところを光希の彼女の朝雲さんに目撃されて浮気だと疑われてしまう。そんな檸檬が温水(八奈見)に負けヒロインの在り方を伝えられて、光希と朝雲さんに本音を伝える展開はグッとくるものがありました。 次巻は八奈見回でしょうか、楽しみです。2021/11/21
かんけー
47
読了♪今回の負けヒロインピックアップは表紙でお馴染みw焼塩檸檬(^_^;)振られたはずの?彼氏、綾野光希と何やら二人だけの~♪?てなもんでw今回も何かと騒がしい温水の近所界隈♪温水のスタンスとしては、RAIL WARS の高山と同じで?何事も穏便に事を?で出来れば面倒には関わりたくない。大好きなラノベを静かな環境で堪能したいだけなのに?周りがほっといて繰れないと言うジレンマw今日も自宅に帰って見れば?ブラコン妹の拗らせからの~(ー_ー;)矢奈見登場で自身の宿命を呪うのだった(ちと大袈裟w)温水の妹、果樹→2021/11/22
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