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出版社内容情報
今回の佐藤さんはひと味違う!
文化祭にて佐藤さんに可愛い一面を知られてしまった押尾君。
そんな状態で動物園デートをすることになってしまった彼は、彼氏の威厳を取り戻すべく、漣たちの力を借りて作戦を練る。
だがその裏で、押尾くんの照れ顔ショットを収めようと画策する佐藤さん、二人の仲を割くために奔走するSSFの残党、妹を思う気持ちから凛香を釣りだす京香、友人のデートの野次馬を予定する澪一党、それぞれがそれぞれの思惑を抱え、当日を迎える。
動物園を舞台に繰り広げられる恋愛””頭脳””バトル――。
大丈夫!!
今回も120%甘いです。
内容説明
文化祭にて佐藤さんに可愛い一面を知られてしまった押尾君。そんな状態で動物園デートをすることになってしまった彼は、彼氏の威厳を取り戻すべく、漣たちの力を借りて作戦を練る。だがその裏で、押尾くんの照れ顔ショットを収めようと画策する佐藤さん、二人の仲を割くために奔走するSSFの残党、妹を思う気持ちから凛香を釣りだす京香、友人のデートの野次馬を予定する澪一党、それぞれがそれぞれの思惑を抱え、当日を迎える。動物園を舞台に繰り広げられる恋愛“頭脳”バトル―。大丈夫!!今回も120%甘いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
文化祭でこはるに可愛い一面を知られてしまった颯太。そんな状態で動物園デートをすることになってしまった彼は、彼氏の威厳を取り戻すべく、漣たちの力を借りて作戦を練る第五弾。颯太の照れ顔を写真に収めようと決意するこはる、二人の仲を割くために奔走するSSF、妹を思う気持ちから凛香を釣りだす京香や友人のデートの野次馬を予定する演劇部一党など、それぞれの思惑が絡み合うカオスな展開でしたけど、カッコいい彼氏であろうと奮闘する颯太の姿にこはるも大切なことを思い出して、そんな二人の苦笑いな甘い結末がなかなか良かったですね。2021/08/19
芳樹
34
【電子】な〜んか悪いこと考えてそうな佐藤さんのニヤニヤ顔もカワイイ!押尾君の可愛い一面に気付いた佐藤さんに、ことある毎に揶揄われるようになってしまった押尾君。そんな彼が漣たちの力を借り、動物園デートで主導権を取り戻そうとするのだけど…。ドタバタ色が強く、何ともカオスな楽しい回でした。相変わらずSSFはキモいし、めげない凛香ちゃんが強くて健気可愛い。今回のデートを経て、また一歩心の距離が近づいた二人の行く末を引き続き見守って行きたいですね。それにしても蓮と円花の関係はどうなったのか…。そちらも気になります。2021/08/20
かっぱ
18
動物園デートを描くシリーズ5弾。なんとか文化祭で垣間見た颯太の可愛い一面を引き出そうと強気に攻める佐藤さんがめっちゃ和む。だから負けじとそれに対抗するように展開される恥ずかしくなったら負けとでも言わんばかりの動物園デートはどこまでも甘ったるくて読んでいて癒される感覚だった。二人の仲を引き裂こうと企てるSSFの存在は今回も健在で、物語に一枚噛んでこようとするから何とも闇鍋じみた味付けに仕上がっていたけれど意外と嫌いじゃない。背後から猛追するように可愛らしさを見せてくる凛香ちゃんの事も嫌いじゃない、むしろ好き2021/08/20
真白優樹
14
佐藤さんに弱い一面を見られてしまい手玉に取られる押尾君が復権を目指し動物園デートに向かう中、様々な勢力がそれぞれの思惑を持ち同じ場に集う今巻。―――混沌と混乱、その先はバズり? 様々な勢力の思惑が集い、縦横無尽に交わることで混沌が引き起こされる、前巻までとは一味違った面白さが楽しめる巻であり、割れ鍋に綴じ蓋とでも言うかのように苦笑いできる二人の恋路が楽しめる、また一つ面白さ深まる巻である。巡る季節を越え迫るは、恋人達の特別な日。果たして来るべきその日に、待っているだろう展開とは。 次巻も勿論楽しみである。2021/08/21
nishiyan
13
文化祭でこはるに可愛い一面を知られてしまったことで彼女からの猛攻に晒され、グロッキー状態の颯太。そんな中、動物園デートに行くことになった彼は彼氏の威厳と主導権を取り戻すため画策する本巻。颯太をサポートする蓮&円花らグループ、こはるを見守る澪ら演劇同好会、二人を邪魔するSSF残党&京香の三つ巴はデートを混迷へと導く(笑)。この修羅場で姉に誘い出された凛香が思ったよりも頑張ったのが嬉しい。あのメンタルは強いのか弱いのか。また蓮&円香の今後も気になるところ。ラストで颯太が決められたのはよかった。次巻が楽しみ。2021/08/30
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